専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「どうでもいいからトレードのことは聞くな」ドンチッチの移籍にセルティックスHCは無関心。ブラウンも「そこまで驚いてない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.03

ドンチッチ(左)のトレードについて、ブラウン(右)はそこまで驚かなかったようだ。(C)Getty Images

ドンチッチ(左)のトレードについて、ブラウン(右)はそこまで驚かなかったようだ。(C)Getty Images

 現地時間2月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ボストン・セルティックスは敵地ウェルズファーゴ・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦し、118-110で勝利を収めた。

 この試合、セルティックスは第3クォーター終了時点で26点のビハインドを背負うも、そこからゲームをひっくり返し大逆転勝利。エースのジェイソン・テイタムがゲームハイの35得点に11アシストをマークしたほか、ジェイレン・ブラウンが21得点に10リバウンド、クリスタプス・ポルジンギスが18得点、デリック・ホワイトが17得点、ベンチからサム・ハウザーが12得点をマークし白星奪取に貢献した。

 ただ、ゲーム前後はやはり、前日に起きた世紀のビッグトレードの話題で持ちきりだった。ルカ・ドンチッチがロサンゼルス・レイカーズへ、アンソニー・デイビスがダラス・マーベリックスへ放出されたこの移籍劇について、第一報を弟から聞かされたというアル・ホーフォードは「NBA史上最大級の動きだ」と語った。
 
 ドンチッチとマーベリックス時代に共闘経験のあるポルジンギスも「ほかのみんなと同じように、信じられなかった。史上最もクレイジーなトレードだと思う」とコメント。報道を知ったのはフィラデルフィアの路上、道行く人に「トレードのことを聞いたか?」と話しかけられ、「何が起きた?僕がトレードされたのか?」と困惑したという。

 一方、自身もこれまで幾度となくトレードの噂に振り回されてきた経験があるブラウンは、多少驚いたものの、他の人々と比べてそれほどショックは受けなかったようだ。

「目が覚めてニュースを観て、確かに『ワオ』と思った。けれどよくよく考えてみれば、ある程度は納得がいったよ。いくつかの報道と、人々の話を見たり聞いたりしてね。

 何が起きても不思議はないんだ。人々は仲違いするし、組織は信用を失う。ビジネスが起きるのは日常茶飯事のこと。正直言って、そこまで驚いていないよ」

 また、知的で思慮深いブラウンは、すでに起きたことよりも、これから起きることに関心があるようだ。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号