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「俺ならウォリアーズを選ぶ」バークレーがレブロンに移籍を推奨「ステフとのコンビは何年も語り継がれるだろう」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.05

バークレー(右)はドンチッチとの共存に疑問を呈し、レブロンに他球団への移籍を推奨した。(C)Getty Images

 現地時間2月1日(日本時間2日)、ロサンゼルス・レイカーズは3チーム間トレードでダラス・マーベリックスからルカ・ドンチッチを獲得した。

 この取引でチームは主力のアンソニー・デイビスとマックス・クリスティー、ドラフト指名権を手放したが、昨季自身初の得点王に輝き、プレーオフではマブズを2011年以来のNBAファイナルまで導いた25歳のスーパースターを手に入れた。

 ドンチッチは2018年にマブズに加入し、これまでダーク・ノビツキー、ジェイレン・ブランソン(現ニューヨーク・ニックス)、クリスタプス・ポルジンギス(現ボストン・セルティックス)、カイリー・アービングといったスター選手と一緒にプレーしてきた。新天地レイカーズでは4度の優勝を持ち、G.O.A.T(史上最高)の1人に挙げられる40歳のレブロン・ジェームズとタッグを組むことになる。

 ドンチッチとレブロン、新旧のスーパースターの共闘が大きな注目を集めるなか、殿堂入り選手のチャールズ・バークレーは『NBA TV』の番組『NBA GAMETIME』で「「彼(ドンチッチ)とレブロンがいるLAは、スムースにはいかないだろう。レブロンもルカもボールを欲しかるからね」と2人の共存に疑問を呈した。

 さらにバークレーは『ESPN』の番組『Get Up』に出演した際、レブロンに移籍のススメを説いた。
 
「OKC(オクラホマシティ・サンダー)は違うし、マブズも違う。正直、俺なら(ゴールデンステイト)ウォリアーズを選ぶ。ステフ(カリー)とレブロンが一緒にプレーするとなれば必見だ。あくまで想像だけど、ウォリアーズは魅力的だと思う。ステフとレブロンのコンビは何年にもわたって語り継がれるだろう。

(サンアントニオ)スパーズはどうか? ディアロン・フォックス、ウェンビー(ヴィクター・ウェンバンヤマ)、レブロンとなる。今後数年間でディアロンとウェンビーがレブロンから学べる。ウォリアーズとスパーズは魅力的な場所だ」

 バークレーが挙げたウォリアーズにはカリーという史上最高のシューターが在籍。レブロンとは昨年のパリ五輪で好連携を見せ、アメリカ代表の金メダル獲得の立役者とになったこともあり、NBAで2人の共闘を望むファンは少なくない。

 今回のドンチッチを含め、現代のリーグにおいてスーパースターのトレードは珍しくなくなった。それだけにNBAの"キング"が動く可能性もゼロとは言い切れないだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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