現地時間２月５日、メンフィス・グリズリーズはカナダのスコシアバンク・アリーナでトロント・ラプターズと対戦し、138－107で快勝。河村勇輝は終盤に３分40秒出場し、１アシストを記録した。

　過去10試合で９勝と波に乗るグリズリーズは、ジャ・モラント、ルーク・ケナード、ジェイレン・ウェルズ、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーが先発出場。前半は53－59とビハインドを背負うも、後半に地力の差を見せつける。

　第３クォーター、モラントの得点を口火にジャクソンJr.の３点プレー、イディーのショットで１点差に迫ると、モラントのパスからウェルズのダンクで開始２分過ぎに逆転。その後もエースのモラントが連続３ポイントなどこの12分間に16得点を奪い、同クォーター終了時には96－84と一気に形勢を引っ繰り返す。

　第４クォーターはジャクソンJr.が最初の３分間で９得点をマークし、以降はブローアウト。２枚看板の力で勝利を手繰り寄せた。
  　28点差がついた残り３分40秒には、他のベンチメンバーとともに河村が登場。２戦連続の出場となった背番号17は、残り２分43秒に放った３ポイントこそ決められなかったものの、１分50秒にはジェイ・ハフの３ポイントをお膳立てして２戦連続アシストを記録。前戦に続いてコートの上で勝利を分かち合った。

　４連勝で今季35勝16敗としたグリズリーズは、ジャクソンJr.がゲームハイの32得点、５リバウンド、４アシスト、モラントが26得点、５リバウンド、４アシストと２枚看板がチームを牽引。イディーが13得点、15リバウンド、ベンチからGG・ジャクソンが17得点を奪うなど各選手が役割を果たし、１月15日からの直近11試合で10勝と白星を量産している。

　ウエスト２位のグリズリーズの次戦は８日（日本時間９日）。ホームでカンファレンス首位のオクラホマシティ・サンダーと対戦する。40勝９敗とリーグ最高勝率を誇る強敵相手にどんな戦いを見せるか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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