日本代表

バスケ男子日本、苦しみながらもモンゴルとの接戦制す!カークがダブルダブル、テーブスが23得点、金近が15得点と躍動<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.23

日本はカークが24得点、17リバウンドの活躍を見せた。(C)FIBA

 2月23日、モンゴル・ウランバートルのUGアリーナで「FIBAアジアカップ2025予選Window3」が行なわれ、日本代表(FIBAランキング21位)は、モンゴル代表(同109位)と対戦した。

 今予選はここまで4勝1敗で、すでに本戦出場権を獲得している日本の先発は、テーブス海、佐々木隆成、金近廉、赤穂雷太、アレックス・カークの5人でスタートした。

 第1クォーター、日本はカークがインサイド、金近がアウトサイドから得点を重ねてリードを奪う。途中出場の井上宗一郎とハーパー・ジャン・ローレンスJr.も3ポイントを決めるが、終盤にモンゴルの積極的なディフェンスの前にリズムを崩し、23-22で終了。

 第2クォーター早々、モンゴルに同点に追いつかれた日本だったが、代表デビュー戦となった佐土原遼、第1クォーターで10得点をあげたカーク、佐々木の活躍で逆転を許さない。さらにテーブスの3連続3ポイントで日本は一時7点差をつけたものの、モンゴルもファンの大歓声を味方に粘りを見せ、46-44で後半戦へ。
 
 後半は赤穂に代わって佐土原がスタートから登場。日本は序盤にテーブスがこの日4本目の3ポイントを決めたが、負けじとモンゴルも決め返し、我慢の時間帯が続く。それでもハーパーJr.の連続得点、カークのインサイドプレーで少しずつ流れを掴み、67-62で最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、日本は連続3ポイントでついにモンゴルに逆転を許したものの、金近の長距離砲ですぐさま再逆転。佐々木とテーブスも続くが、相手も確実にショット決めて引き下がる。

 1点を追う日本は残り3分半、再び金近の3ポイント、カークのフリースロー1本で一歩抜け出す。守備ではハーパーJr.が相手のショットをブロックし、直後のオフェンスでは金近が5本目の3ポイントをヒットし6点差に。

 その後はテーブスがしっかりと時間をコントロールし、日本は苦しみながらも89-79で勝利を収めた。

 日本はカークがゲームハイの24得点、17リバウンド、テーブスが23得点、5リバウンド、8アシスト、3スティール、金近が15得点、佐々木が8得点、7アシスト、ハーパーJr.が7得点、3リバウンド、3アシスト、2ブロック、佐土原が6得点、4リバウンドをマーク。3ポイントはテーブスと金近の5本を筆頭に、チーム全体で14本を決め、成功率も45.2%と高確率を誇った。

 予選を5勝1敗で終えた日本は、8月にサウジアラビアで開幕するFIBAアジアカップ2025で54年ぶりのアジア王者を目指す。

構成●ダンクシュート編集部
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