好調ロサンゼルス・レイカーズで先発の一角を担っていた八村塁は、小休止を余儀なくされることになりそうだ。

　八村は現地２月27日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦、後半開始１分半にダンクを決めた直後に左ヒザを痛めてそのままロッカールームへ直行。顔をゆがめ足を引きずった状態で、その後もコートには戻らなかった。

　翌日、チームは八村の故障の状況をヒザの損傷（knee strain＝筋肉や腱の損傷）とのみ発表。程度の詳細や復帰時期などは明らかにしなかったものの、28日のロサンゼルス・クリッパーズ戦は欠場となった。
  　なお、現地２月28日の同試合は、日本が世界に誇る漫画『ONE PIECE』とレイカーズのスペシャルコラボが実施される。この企画は昨年12月に発表されており、八村の背番号に合わせたと思われる28日に開催が決まっていた。

　数日前にはレイカーズロゴのユニフォームを身にまとった麦わら海賊団の特製ビジュアルが公開され、ファンを喜ばせた。試合当日はクリプトドットコム・アリーナを訪れたファンに、イラスト入りのＴシャツが配布される。

　イベントの顔と期待された八村の離脱は残念だが、ケガばかりは仕方がない。２月の好調期間中は全試合に出場してチーム３位の平均33.7分のプレータイムとフル稼働していただけに、故障を治し、プレーオフに向けて万全の状態で戻ってきてもらいたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

【NBA】レイカーズ４連勝も、八村塁が負傷退場のアクシデント。足を引きずりながら退き、コートに戻らず＜DUNKSHOOT＞