ダラス・マーベリックスは2月に大黒柱のルカ・ドンチッチをロサンゼルス・レイカーズに放出し、アンソニー・デイビス、マックス・クリスティー、2029年のドラフト1巡目指名権を獲得する大型トレードを敢行。しかし、18年の入団からチームを牽引してきたフランチャイズプレーヤーを何の前触れもなく手放したことで、地元ファンの怒りを買った。
新加入のデイビスは新天地デビュー戦となった現地時間2月8日(日本時間9日)のヒューストン・ロケッツ戦で26得点、16リバウンド、7アシスト、3ブロックの活躍を見せたものの、試合後半に左内転筋を負傷。オールスター後に最低2週間の欠場が発表され、故障から約1か月が経過した現在もコートには戻れていない。
さらに3月3日のサクラメント・キングス戦でカイリー・アービングが左ヒザを負傷するアクシデント。当初チームは捻挫と発表していたが、検査の結果、左ヒザの前十字靭帯断裂が判明し、今季残り試合を欠場することが決まった。
4日時点でマブズは32勝30敗(勝率51.6%)でウエスタン・カンファレンス10位と、まだプレーオフ進出の可能性は残されている。ただ、アービングとデイビスのほか、デレック・ライブリー二世は右足首の疲労骨折、ダニエル・ギャフォードは右ヒザの捻挫、ケイレブ・マーティンは股関節の負傷とチーム全体で故障者が続出。戦力不足は顕著で、終盤戦でジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)はさらに難しい舵取りを強いられることになる。
デイビスの復帰は3月中旬と言われているが、元NFL選手のパット・マカフィーが司会を務めるポッドキャスト『The Pat McAfee Show』に出演した『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は、アービングのケガによって、デイビスもこのままシーズンを終えることもあり得ると語った。
「彼と彼の代理人たちは集まり、非常に厳しい話し合いをすることになるだろう。(ロケッツ戦が)AD(デイビス)の今季最後の試合になる可能性も十分にある」
デイビスはもともとケガが多く、昨季までのキャリア12年間でフル出場したシーズンは皆無。期待されていたアービングとのデュオが実現しないことを考えると、3月11日に32歳を迎えるビッグマンを無理に復帰させる必要はないかもしれない。
昨プレーオフでファイナルまで勝ち進む快進撃を演じ、大きな希望を持って挑んだ今季のマブズだったが、ドンチッチのトレードにアービングら主力の相次ぐ故障離脱…。ファンにとっては悪夢のようなシーズンになってしまった。
構成●ダンクシュート編集部
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