現地時間2月25日(日本時間26日、日付は以下同)、ダラス・マーベリックスは敵地クリプトドットコム・アリーナへ乗り込み、ロサンゼルス・レイカーズと対戦するも99-107で敗れた。
2月2日に正式発表された3チーム間トレードで、世界中から注目を浴びた両チーム。マブズはカイリー・アービングがゲームハイの35得点に7リバウンド、4アシスト、3スティール、2ブロック、クレイ・トンプソンが22得点、8リバウンド、PJ・ワシントンが10リバウンド、5アシスト、4ブロックをマークするも、この移籍劇でマブズからレイカーズへ移ったルカ・ドンチッチが19得点、15リバウンド、12アシストのトリプルダブルに3スティール、2ブロックをマークし、古巣を撃破した。
一方、このトレードでもう1人の目玉となったアンソニー・デイビスは、8日のマブズデビュー戦で26得点、16リバウンド、7アシスト、3ブロックを残すも、後半に入って左内転筋を負傷。20日に今後少なくとも2週間の欠場が発表されたため、3月中旬までコートへ戻ることができずにいる。
そんななか、デイビスは試合前後や試合中にレブロン・ジェームズや八村塁、オースティン・リーブスといったレイカーズ時代のチームメイトたちと再会。会場では2019-20シーズンの王座獲得の立役者で、約6シーズン在籍したビッグマンへトリビュートビデオが用意され、大勢のファンから温かい歓迎を受けた。
試合後、デイビスは地元メディア『Los Angeles Times』へこう話していた。
「もしプレーできていたら、もうちょっと感情的になっていただろうね。もちろん、ここで過ごした日々は感動と呼べるものだった。あのビデオは最高だった!会場に集まった観客たちの愛も最高だったし、(スタンディング)オベーションもすごかった!」
レイカーズ在籍約6シーズンで、デイビスは計312試合へ出場し、平均24.8点、11.0リバウンド、3.2アシスト、1.2スティール、2.2ブロックにフィールドゴール成功率53.2%をマーク。球団史上5位の674ブロックを残したほか、攻守両面でレブロンとともに主軸を務め上げ、2020年にはチームを優勝へと導いた。
新型コロナウイルスのパンデミックのためバブル開催となったプレーオフでのリーグ制覇や、ケガに泣いた期間、カンファレンス・ファイナルまで進出した2023年プレーオフなど、レイカーズで酸いも甘いも経験してきたデイビス。今後もチームの功労者として、ロサンゼルスを訪れた際にはファンから温かく迎えられることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
2月2日に正式発表された3チーム間トレードで、世界中から注目を浴びた両チーム。マブズはカイリー・アービングがゲームハイの35得点に7リバウンド、4アシスト、3スティール、2ブロック、クレイ・トンプソンが22得点、8リバウンド、PJ・ワシントンが10リバウンド、5アシスト、4ブロックをマークするも、この移籍劇でマブズからレイカーズへ移ったルカ・ドンチッチが19得点、15リバウンド、12アシストのトリプルダブルに3スティール、2ブロックをマークし、古巣を撃破した。
一方、このトレードでもう1人の目玉となったアンソニー・デイビスは、8日のマブズデビュー戦で26得点、16リバウンド、7アシスト、3ブロックを残すも、後半に入って左内転筋を負傷。20日に今後少なくとも2週間の欠場が発表されたため、3月中旬までコートへ戻ることができずにいる。
そんななか、デイビスは試合前後や試合中にレブロン・ジェームズや八村塁、オースティン・リーブスといったレイカーズ時代のチームメイトたちと再会。会場では2019-20シーズンの王座獲得の立役者で、約6シーズン在籍したビッグマンへトリビュートビデオが用意され、大勢のファンから温かい歓迎を受けた。
試合後、デイビスは地元メディア『Los Angeles Times』へこう話していた。
「もしプレーできていたら、もうちょっと感情的になっていただろうね。もちろん、ここで過ごした日々は感動と呼べるものだった。あのビデオは最高だった!会場に集まった観客たちの愛も最高だったし、(スタンディング)オベーションもすごかった!」
レイカーズ在籍約6シーズンで、デイビスは計312試合へ出場し、平均24.8点、11.0リバウンド、3.2アシスト、1.2スティール、2.2ブロックにフィールドゴール成功率53.2%をマーク。球団史上5位の674ブロックを残したほか、攻守両面でレブロンとともに主軸を務め上げ、2020年にはチームを優勝へと導いた。
新型コロナウイルスのパンデミックのためバブル開催となったプレーオフでのリーグ制覇や、ケガに泣いた期間、カンファレンス・ファイナルまで進出した2023年プレーオフなど、レイカーズで酸いも甘いも経験してきたデイビス。今後もチームの功労者として、ロサンゼルスを訪れた際にはファンから温かく迎えられることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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