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【Gリーグ】河村勇輝が10得点&11アシストのダブルダブル!富永啓生は限られた出番で3ポイントをヒット<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.03.10

Gリーグで河村(右)はダブルダブル、富永(左)は3ポイントをヒットさせた。(C)Getty Images

 現地時間3月9日(日本時間10日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズ所属の河村勇輝は傘下のGリーグ球団メンフィス・ハッスルの試合に先発出場。32分11秒のプレータイムで10得点(フィールドゴール4/8、3ポイント2/4)、4リバウンド、11アシスト、1スティール、1ターンオーバー、4ファウルを記録した。

 右太もも裏の故障から復帰2戦目となった河村は、第1クォーターから鋭いパスで味方の得点チャンスをお膳立てするも、シュートがリングに嫌われ、なかなかアシストに結びつかず。しかし第2クォーターから量産体制に入り、マオジーニャ・ペレイラへのアリウープパスを筆頭に前半だけで6アシストを配給する。

 一方スコアリングに関しては、ドライブから放った2本のレイアップをどちらも失敗し、ファーストハーフは無得点。ただ、チームが51-60と9点ビハインドを背負うなかで±はチームトップの+8を計上した。

 第3クォーターは残り3分、ディフェンシブ・リバウンドを奪ってそのままボールプッシュし、ファーストブレイクからゴール下を決めてこの試合初得点。これで勢いに乗ったか、残り1分57秒にも味方のパスを受けて右コーナーから3ポイントをヒットする。さらに司令塔としてチームメイトのシュート機会もしっかりと創出し、このクォーター終了時点で2桁アシストをマークした。
 
 第4クォーターは残り3分11秒、ドライブから難易度の高いタフなリバースレイアップをねじ込むと、続くポゼッションでは左ウイングから逆転3ポイントを炸裂させ、実況も思わず絶叫。最終的にチームはソルトレイクシティ・スターズに121-129で敗れたものの、得点とアシストでダブルダブルを達成したほか、±はチームトップの+12、課題のシュート精度も上々だった。

 また、Gリーグ球団インディアナ・マッドアンツ所属の富永啓生は、同じ日に行なわれたデラウェア・ブルーコーツ戦にベンチから途中出場。第1クォーターのみのプレーだったが、残り1分22秒に右コーナーから得意の3ポイントをヒット。限られた出番の中でしっかりと仕事をこなし、2分18秒のプレータイムで3得点(フィールドゴール1/1、3ポイント1/1)、1ファウルを記録した。

 河村の次戦は、グリズリーズに合流する場合は翌10日にホームでフェニックス・サンズ戦、Gリーグでは中1日空いて、こちらもホームで再びスターズと対戦予定。富永は中3日空いて13日、敵地でウインディシティ・ブルズとの試合が予定されている。日本が誇る若武者2人のさらなる活躍に期待したい。

構成●ダンクシュート編集部

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