全米の大学バスケットボールNo.1決定戦「NCAAトーナメント」は、現地3月30日までに準々決勝が終了。4強にはデューク大、フロリダ大、ヒューストン大、オーバーン大と各地区の第1シードが勝ち残った。
NCAA(全米大学体育協会)のバスケットボール競技は、NBAよりも歴史が古く第1回大会は1939年。各カンファレンスの優勝校や選考委員会によって選ばれた強豪校が出場し、計68校(2011年以降の参加枠)が4地区に分かれて一発勝負のトーナメントで争う。
下位シード校が上位シード校を破るアップセットが毎年の見どころでもある同大会だが、今年は8強に進出したうち7校が第1シード&第2シードと、上位勢が実力を発揮。
地区決勝にあたる準々決勝でも各地区の第1シードがすべて勝利し、2008年以来2度目の第1シード4校による“ファイナル4(準決勝&決勝)”が実現した。
ちなみに、今年のファイナル4はテキサス州サンアントニオのアラモ・ドームで行なわれるが、2008年も同地の会場で、同日(準決勝が4月5日、決勝が7日)に開催。当時の大会は、のちにNBAでも頂点に立つマリオ・チャルマーズ率いるカンザス大が、同年ドラフト1位のデリック・ローズ擁するメンフィス大を延長の末に下して3度目の優勝を果たした。
今大会の最注目選手は、6月のNBAドラフトで1位指名が確実視されるデューク大1年生のクーパー・フラッグ。昨年のパリ五輪のアメリカ代表キャンプで、本戦メンバーの練習相手となる「セレクトチーム」に高校生ながら選ばれた逸材は、1回戦からの4試合でチームトップの平均19.5点、7.8リバウンド、5.3アシストをマーク。
最も僅差の戦いとなった3回戦のアリゾナ大戦では、30得点、6リバウンド、7アシスト、3ブロックというオールラウンドな働きで、100-93の勝利に導いた。
4月5日の準決勝では、全米随一の堅守を誇るヒューストン大と対戦。将来のNBAスター候補が、2015年を最後に頂点から遠ざかる名門を6度目の王座に導けるか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
伝説の名将“コーチK”を擁し5度の全米制覇。NBAの一大勢力、デューク大の過去と現在【名門カレッジ史】
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ちなみに、今年のファイナル4はテキサス州サンアントニオのアラモ・ドームで行なわれるが、2008年も同地の会場で、同日(準決勝が4月5日、決勝が7日)に開催。当時の大会は、のちにNBAでも頂点に立つマリオ・チャルマーズ率いるカンザス大が、同年ドラフト1位のデリック・ローズ擁するメンフィス大を延長の末に下して3度目の優勝を果たした。
今大会の最注目選手は、6月のNBAドラフトで1位指名が確実視されるデューク大1年生のクーパー・フラッグ。昨年のパリ五輪のアメリカ代表キャンプで、本戦メンバーの練習相手となる「セレクトチーム」に高校生ながら選ばれた逸材は、1回戦からの4試合でチームトップの平均19.5点、7.8リバウンド、5.3アシストをマーク。
最も僅差の戦いとなった3回戦のアリゾナ大戦では、30得点、6リバウンド、7アシスト、3ブロックというオールラウンドな働きで、100-93の勝利に導いた。
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