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NBA

「罰金を科すんだ」上半身裸でウォームアップするレブロンに重鎮トーマスが苦言「プロ意識が低下している」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.04.14

レブロンの練習スタイルにトーマスが嚙みついた。(C)Getty Images

レブロンの練習スタイルにトーマスが嚙みついた。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズはレギュラーシーズンを50勝32敗で終え、ウエスタン・カンファレンスの第3シードで3年連続のプレーオフに挑む。シーズン最終盤にはウエスト2位のヒューストン・ロケッツを破ったが、その試合でのレブロン・ジェームズの“振る舞い”に対して、レジェンドのアイザイア・トーマス(元デトロイト・ピストンズ)が噛みついている。

 現地時間4月11日(日本時間12日)の本拠地ロケッツ戦、相手の主力選手の大半が不在のなか、ルカ・ドンチッチが39得点、オースティン・リーブスが23得点、ドリアン・フィニー・スミスが18得点、八村塁が16得点をあげ、140-109と大勝してパシフィック・ディビジョン優勝とウエスト第3シードの獲得を決めた。

 この試合に先発出場した40歳のレブロンは、22分間のプレーで14得点、4リバウンド、8アシストを記録したが、ウォームアップではシャツを着ず、上半身裸の姿でシュート練習などを行っていた。殿堂入り選手のトーマスは『NBA TV』の試合中継中、レブロンのウォームアップ映像が流れると「私は100%反対だ」とシャツを着ないルーティンを疑問視した。

「NBAのプロ意識はかなり低下していると思う。もし私がGM(ゼネラルマネージャー)やコーチだったら、自分の選手をこんな格好でフロアを歩かせるようなことは絶対にしない。ここはプロのNBAなんだ。サマーリーグじゃない」
 
 リーグ全体を見渡した時に、レブロンのようなスタイルでウォームアップしている選手は決してゼロではないだろう。それでも、1980年代に活躍したトーマスは、コミッショナーのアダム・シルバーに、罰金を科すべきだと提言もしている。

「私はレブロンが好きだし、彼のファンでもある。でも、試合前にシャツを着ないでフロアに出てきて、シュートを打つなんて。私たちは何をしてるんだ?どこ(どのリーグ)にいるんだ?アダム・シルバー(コミッショナー)、罰金を科したいなら科せばいい。いや、罰金を科すんだ」

 トーマスの主張に対して、SNS上では「考え方が古い」「彼らは憎むために何にでも手を伸ばして噛み付いている気がする」「大の大人が、選手がシャツを着ていないことに文句を言うのか?マジか」などの反応が寄せられている。

 意見は様々だが、レブロンが今年再びリーグタイトルを獲得したら、トーマスの主張もトーンダウンするかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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