現地時間4月8日(日本時間9日)、オクラホマシティのペイコム・センターで行なわれたウエスタン・カンファレンス1位のオクラホマシティ・サンダーと、同3位のロサンゼルス・レイカーズの一戦は波乱の展開となった。
2日前の同カードでレイカーズは126-99と快勝。この日は先発フォワードの八村塁が欠場したが、ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ、オースティン・リーブスを中心に第3クォーター終了時点で98-97とウエスト首位相手に互角以上の戦いを演じるなど、勝利の可能性は十分あった。
しかし、第4クォーター残り7分40秒にドンチッチが2度目のテクニカルファウルをコールされて退場処分。その時点でチームは108-107と僅差でリードしていたが、そこからサンダーに24-8のランを許し、最終スコア120-136で敗れた。
連勝が2でストップしたレイカーズはレブロンが28得点、7リバウンド、リーブスが24得点、5アシスト、ドリアン・フィニー・スミスが12得点、ジャレッド・ヴァンダービルトが8得点、12リバウンドを記録。ドンチッチは23得点、5アシストをあげたが、彼の退場によってチームプランは大きく狂った。
試合後の審判団の報告書によると、「レフェリーに直接視線を送り、下品な言葉を使った」ことが2度目のテクニカルファウルの理由とされているが、実際にはドンチッチの行為はサンダーファンに対して行なったもので、審判に向けたものではなかったという。
大黒柱のレブロンはゲーム後、ドンチッチにテクニカルファウルをコールした審判に苦言を呈した。
「その後の数分間は本当に変だった。レフェリーがなぜ個人攻撃と受け取ったのかわからない。すでにルカは(第3クォーターに)1度目のテクニカルファウルを受けていて、それを理解していた。ルカはファンとやり取りしていたんだ。ファンは好き勝手言って、ルカはそれに応じただけなのに、レフェリーはそれが自分に対するものだと勘違いしたんだろう。それから、ヴァンド(ヴァンダービルト)のブロックショット後にもテクニカルファウルだ。この試合は本当に変だった」
当のドンチッチも、「ファンを退場させたことなんて一度もないよ。絶対にね。いつも通り、ファンが何か言ったら僕も返すだけさ。それはレフェリーとは何の関係もない。だからよくわからないんだ」と困惑していた。
ただ一方で、「僕たちは最後まで戦っていたと思う。第3クォーターで盛り返すことができたし、みんなで戦ってたんだ。だから、このような状況になってタフだよ。でも、これは僕にも責任がある。チームをがっかりさせるわけにはいかないんだ」と反省も口にしていた。
勝負所でコートに立てず、チームの力になれなかったドンチッチ。レイカーズを上位シードでのプレーオフに導くべく、残り試合の爆発に期待したい。
構成●ダンクシュート編集部
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2日前の同カードでレイカーズは126-99と快勝。この日は先発フォワードの八村塁が欠場したが、ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズ、オースティン・リーブスを中心に第3クォーター終了時点で98-97とウエスト首位相手に互角以上の戦いを演じるなど、勝利の可能性は十分あった。
しかし、第4クォーター残り7分40秒にドンチッチが2度目のテクニカルファウルをコールされて退場処分。その時点でチームは108-107と僅差でリードしていたが、そこからサンダーに24-8のランを許し、最終スコア120-136で敗れた。
連勝が2でストップしたレイカーズはレブロンが28得点、7リバウンド、リーブスが24得点、5アシスト、ドリアン・フィニー・スミスが12得点、ジャレッド・ヴァンダービルトが8得点、12リバウンドを記録。ドンチッチは23得点、5アシストをあげたが、彼の退場によってチームプランは大きく狂った。
試合後の審判団の報告書によると、「レフェリーに直接視線を送り、下品な言葉を使った」ことが2度目のテクニカルファウルの理由とされているが、実際にはドンチッチの行為はサンダーファンに対して行なったもので、審判に向けたものではなかったという。
大黒柱のレブロンはゲーム後、ドンチッチにテクニカルファウルをコールした審判に苦言を呈した。
「その後の数分間は本当に変だった。レフェリーがなぜ個人攻撃と受け取ったのかわからない。すでにルカは(第3クォーターに)1度目のテクニカルファウルを受けていて、それを理解していた。ルカはファンとやり取りしていたんだ。ファンは好き勝手言って、ルカはそれに応じただけなのに、レフェリーはそれが自分に対するものだと勘違いしたんだろう。それから、ヴァンド(ヴァンダービルト)のブロックショット後にもテクニカルファウルだ。この試合は本当に変だった」
当のドンチッチも、「ファンを退場させたことなんて一度もないよ。絶対にね。いつも通り、ファンが何か言ったら僕も返すだけさ。それはレフェリーとは何の関係もない。だからよくわからないんだ」と困惑していた。
ただ一方で、「僕たちは最後まで戦っていたと思う。第3クォーターで盛り返すことができたし、みんなで戦ってたんだ。だから、このような状況になってタフだよ。でも、これは僕にも責任がある。チームをがっかりさせるわけにはいかないんだ」と反省も口にしていた。
勝負所でコートに立てず、チームの力になれなかったドンチッチ。レイカーズを上位シードでのプレーオフに導くべく、残り試合の爆発に期待したい。
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