今季のインディアナ・ペイサーズは、イースタン・カンファレンス4位の50勝32敗(勝率61.0%)の成績を残し、第4シードでプレーオフ出場を決めた。
現地時間4月19日(日本時間20日、日付は以下同)にスタートするファーストラウンドの相手は、5位のミルウォーキー・バックス(48勝34敗/勝率58.5%)。
両チームは昨年のプレーオフ1回戦でも激突し、この時は第6シードのペイサーズが第3シードのバックスを4勝2敗で下してアップセットを果たした。
ペイサーズにとって1年前のプレーオフとの違いは、ベネディクト・マサリンの復帰だ。22歳のウイングは昨季は右肩の負傷で欠場を余儀なくされたが、今年はベンチの起爆剤として攻撃を活性化させることが期待できる。
また、今年はホームコート・アドバンテージを保持している点も大きい。チームはレギュラーシーズンでイースト2位の29勝11敗(勝率72.5%)の好成績を収めており、シリーズ最初の2試合を地元で戦えることはメリットと言える。
15日に地元メディア『IndyStar.』へ公開された記事の中で、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は「警戒を怠ってはいけない。自分たちの縄張りなんだというメンタリティで(ホームコートを)守るんだ。終わりなどない。我々は今週、土曜日の試合を迎えるにあたって優位に立たないといけない」と話していた。
今季のペイサーズは、平均20.2点、6.9リバウンド、3.4アシストを残したオールスターフォワードのパスカル・シアカム、平均18.6点、3.5リバウンド、9.2アシスト、1.4スティールを記録した司令塔のタイリース・ハリバートンが主軸を務め、その周囲をマイルズ・ターナーやマサリン、アーロン・ネスミス、オビ・トッピン、アンドリュー・ネムハード、TJ・マッコネルらが支える選手層の厚いロスターを形成。
昨プレーオフでカンファレンス決勝まで勝ち進んだことでチームは自信をつけており、ハリバートンは自身2度目のポストシーズンを前に高い目標を掲げていた。
「昨年の僕らはプレーオフに出れただけで満足していた。(でも)今年はこのグループで何か特別なことができると期待を持っている。僕の言うスペシャルなことは、チャンピオンシップ獲得さ。今年はスタート時からずっとその期待を抱いてきた。それは今も変わっていないよ」
今季のイーストは1位のクリーブランド・キャバリアーズ(64勝18敗/勝率78.0%)と2位で連覇を狙うボストン・セルティックス(61勝21敗/勝率74.4%)の評価が高く、王座獲得を口にすることは、高望みと受け取られてしまうかもしれない。
それでもペイサーズは、昨年のチームに経験を加え、ほとんど変わらないメンバーで1シーズンを戦ってケミストリーも醸成したことで、ハリバートンはチーム力が増したと感じているようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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両チームは昨年のプレーオフ1回戦でも激突し、この時は第6シードのペイサーズが第3シードのバックスを4勝2敗で下してアップセットを果たした。
ペイサーズにとって1年前のプレーオフとの違いは、ベネディクト・マサリンの復帰だ。22歳のウイングは昨季は右肩の負傷で欠場を余儀なくされたが、今年はベンチの起爆剤として攻撃を活性化させることが期待できる。
また、今年はホームコート・アドバンテージを保持している点も大きい。チームはレギュラーシーズンでイースト2位の29勝11敗(勝率72.5%)の好成績を収めており、シリーズ最初の2試合を地元で戦えることはメリットと言える。
15日に地元メディア『IndyStar.』へ公開された記事の中で、リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は「警戒を怠ってはいけない。自分たちの縄張りなんだというメンタリティで(ホームコートを)守るんだ。終わりなどない。我々は今週、土曜日の試合を迎えるにあたって優位に立たないといけない」と話していた。
今季のペイサーズは、平均20.2点、6.9リバウンド、3.4アシストを残したオールスターフォワードのパスカル・シアカム、平均18.6点、3.5リバウンド、9.2アシスト、1.4スティールを記録した司令塔のタイリース・ハリバートンが主軸を務め、その周囲をマイルズ・ターナーやマサリン、アーロン・ネスミス、オビ・トッピン、アンドリュー・ネムハード、TJ・マッコネルらが支える選手層の厚いロスターを形成。
昨プレーオフでカンファレンス決勝まで勝ち進んだことでチームは自信をつけており、ハリバートンは自身2度目のポストシーズンを前に高い目標を掲げていた。
「昨年の僕らはプレーオフに出れただけで満足していた。(でも)今年はこのグループで何か特別なことができると期待を持っている。僕の言うスペシャルなことは、チャンピオンシップ獲得さ。今年はスタート時からずっとその期待を抱いてきた。それは今も変わっていないよ」
今季のイーストは1位のクリーブランド・キャバリアーズ(64勝18敗/勝率78.0%)と2位で連覇を狙うボストン・セルティックス(61勝21敗/勝率74.4%)の評価が高く、王座獲得を口にすることは、高望みと受け取られてしまうかもしれない。
それでもペイサーズは、昨年のチームに経験を加え、ほとんど変わらないメンバーで1シーズンを戦ってケミストリーも醸成したことで、ハリバートンはチーム力が増したと感じているようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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