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NBA

「戦争になる」ドンチッチが敵地に乗り込む次戦へ闘志!球団史上3人目の記録達成も「勝たなければ意味がない」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.04.24

昨季もウルブズと対戦し、NBAファイナルに勝ち進んだドンチッチが敵地で戦う心構えを語った。(C)Getty Images

昨季もウルブズと対戦し、NBAファイナルに勝ち進んだドンチッチが敵地で戦う心構えを語った。(C)Getty Images

 現地時間4月19日に幕を開けたNBAのプレーオフは、23日時点で全8カードの最初の2試合が終了。次からは上位シードのホームコートから、下位シードの本拠地へと舞台を移す。

 上位シードではヒューストン・ロケッツ(ウエスト第2シード)と並んで唯一、初戦を落としたロサンゼルス・レイカーズ(同第3シード)は、第2戦でミネソタ・ティンバーウルブズを94-85で下し、シリーズをイーブンに戻した。

 今年2月にトレードで加入後、すぐにレイカーズのエース格に収まったルカ・ドンチッチは、ダラス・マーベリックス時代の昨季プレーオフでもウルブズと対戦。その経験を踏まえて、「ミネソタでの試合は戦争になる」と第3戦以降の展望を語った。

 ドンチッチは第2戦の勝利後、22点差(95-117)で敗れた初戦と「同じゲームプランだった」としつつも、「自分たちがよりフィジカルに戦えるか、そうでないかが問題だった」と勝因について言及。

「それを48分間見せられたと思う。第1クォーターで十分なリードを得たし、前の試合から学んだから、それを守るだけだった」
 
 迎える次戦はホームのウルブズがさらに激しい戦いを仕掛けてくることが予想される。昨季のカンファレンス決勝、マブズのエースとして4勝1敗でウルブズを退けたドンチッチは「もちろん覚えているよ」と、1年前の激闘を振り返りつつ敵地で戦う心構えを語った。

「彼らには熱狂的なファンがいて、とても騒がしい。試合の最初から点を取り、ランを仕掛けてくるだろう。僕たちは団結しなければならない。アリーナ全体が相手だ。とてもタフな戦いになる。僕はそれを経験したし、簡単ではなかった。だから何があっても団結しないとね」

 その上でチームとしては、「パニックにならないこと」を第3戦のキーポイントに挙げた。

「パニックに陥らないこと。僕とブロン(レブロン・ジェームズ)がチームのリーダーだ。僕らがチームをひとつにまとめなければならない。さっきも言ったように、ミネソタに行くのは戦争に向かうようなものなんだ」

 なお、初戦で37得点、第2戦でも31得点をあげたドンチッチは、レイカーズの一員として臨んだプレーオフ最初の2試合で、いずれも30得点以上をあげた3人目の選手となった(1人目は1949年のジョージ・マイカン、2人目は1997年のシャキール・オニール)。

 それでも26歳のスーパースターは、「そういう記録は気にしていない。10得点だろうが30得点だろうが勝たなければ意味がない。すべてはチームのため、勝利のため」と断言。シリーズの主導権がかかる勝負の第3戦も必見だ。

■レイカーズの1回戦スケジュール
※4戦先勝。カッコ内は日本時間。@=アウェーゲーム。

4月19日●95-77
4月22日○94-85
4月25日(26日10:30~)@
4月27日(28日4:30~)@
4月30日(5月1日11:00~)
5月2日(3日時間未定)@
5月4日(5日時間未定)

構成●ダンクシュート編集部

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