中国女子バスケットボール界の若き至宝が、いよいよ"A代表デビュー"を果たしそうだ。
現地4月25日、中国メディア『捜狐体育』はU-19中国女子バスケットボール代表のエースで、223センチの超長身を誇るチャン・ツーユウ(張子宇)が、現在行なわれている中国女子成年代表チームの強化合宿に参加していると報じた。そのうえで「監督やコーチ陣の評価は高く、このまま代表チームの正式メンバーに選ばれる可能性が高い。6月の代表戦でデビューを飾ることになるだろう。新たな歴史が刻まれるのだ」と予測する。
【秘蔵写真】いまから6年前、小学6年生時のチャン・ツーユウに驚愕! すでに身長200cmを超えていた…
チャンが一躍脚光を浴びたのは、昨年7月に中国で開催されたU-18女子アジアカップだ。中国を準優勝に導く大活躍で、自身は大会MVPを獲得。絶対的なサイズ感で対峙するマーカーをことごとく圧倒した。5試合に出場して1試合平均35.0得点、決定率は71.4%を叩き出し、1試合平均リバウンド数も12.8回を記録。最大のハイライトは1次ラウンドの日本戦で、大会新記録となる44得点をひとりで挙げてみせ、なんと驚異の決定率90.9%をマークしたのである。
衝撃の国際デビューに世界のメディアやファンも「あんなのどうやって止めるんだ?」「万里の長城じゃないか」「デカすぎだろ!」「大人と子ども以上に違う」など、驚きを隠せなかった。今年2月にはプロデビュー前の高校2年生ながら、中国女子バスケ協会が主催する「2025年プロオールスターゲーム」に招待選手として異例の選出。プロの大人たちに交じっても存在感が絶大であることを確認させた。
中国女子バスケ代表は、今年7月に地元・深圳で開催される「女子アジアカップ」での優勝を目標に掲げている。昨年のパリ五輪ではメダルが期待されながらも9位という屈辱的な結果に終わり、捲土重来を期す新チームでは世代交代とセンターの強化が至上命題。そこで、5月1日に18歳の誕生日を迎えるチャンに白羽の矢が立ったのだ。
代表チームは4月20日から昆明で1か月間の高地トレーニングを実施。5月19日からナショナルトレーニングセンターに戻って6月10日までみっちり合宿を張り、同13日から7月上旬までに6つの国際ゲームを組んでいる。そのいずれかがチャンのデビュー戦となる見込みだ。
もし女子アジアカップの登録メンバーにも入れば、7月の同時期にチェコで行なわれる「U-19女子ワールドカップ」への参加は見送られるだろうか。女子アジアカップには中国のほか日本、韓国、オーストラリアなど8チームが参加。上位6チームが2026年にドイツで開催される女子ワールドカップの出場権を得る。中国はA組、日本はB組に配されており、両国の対戦は決勝トーナメントまで実現しない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】2025中国女子プロオールスターに招待出場! 223センチ女子がプロの大人たちを圧倒して得点量産!
現地4月25日、中国メディア『捜狐体育』はU-19中国女子バスケットボール代表のエースで、223センチの超長身を誇るチャン・ツーユウ(張子宇)が、現在行なわれている中国女子成年代表チームの強化合宿に参加していると報じた。そのうえで「監督やコーチ陣の評価は高く、このまま代表チームの正式メンバーに選ばれる可能性が高い。6月の代表戦でデビューを飾ることになるだろう。新たな歴史が刻まれるのだ」と予測する。
【秘蔵写真】いまから6年前、小学6年生時のチャン・ツーユウに驚愕! すでに身長200cmを超えていた…
チャンが一躍脚光を浴びたのは、昨年7月に中国で開催されたU-18女子アジアカップだ。中国を準優勝に導く大活躍で、自身は大会MVPを獲得。絶対的なサイズ感で対峙するマーカーをことごとく圧倒した。5試合に出場して1試合平均35.0得点、決定率は71.4%を叩き出し、1試合平均リバウンド数も12.8回を記録。最大のハイライトは1次ラウンドの日本戦で、大会新記録となる44得点をひとりで挙げてみせ、なんと驚異の決定率90.9%をマークしたのである。
衝撃の国際デビューに世界のメディアやファンも「あんなのどうやって止めるんだ?」「万里の長城じゃないか」「デカすぎだろ!」「大人と子ども以上に違う」など、驚きを隠せなかった。今年2月にはプロデビュー前の高校2年生ながら、中国女子バスケ協会が主催する「2025年プロオールスターゲーム」に招待選手として異例の選出。プロの大人たちに交じっても存在感が絶大であることを確認させた。
中国女子バスケ代表は、今年7月に地元・深圳で開催される「女子アジアカップ」での優勝を目標に掲げている。昨年のパリ五輪ではメダルが期待されながらも9位という屈辱的な結果に終わり、捲土重来を期す新チームでは世代交代とセンターの強化が至上命題。そこで、5月1日に18歳の誕生日を迎えるチャンに白羽の矢が立ったのだ。
代表チームは4月20日から昆明で1か月間の高地トレーニングを実施。5月19日からナショナルトレーニングセンターに戻って6月10日までみっちり合宿を張り、同13日から7月上旬までに6つの国際ゲームを組んでいる。そのいずれかがチャンのデビュー戦となる見込みだ。
もし女子アジアカップの登録メンバーにも入れば、7月の同時期にチェコで行なわれる「U-19女子ワールドカップ」への参加は見送られるだろうか。女子アジアカップには中国のほか日本、韓国、オーストラリアなど8チームが参加。上位6チームが2026年にドイツで開催される女子ワールドカップの出場権を得る。中国はA組、日本はB組に配されており、両国の対戦は決勝トーナメントまで実現しない。
構成●THE DIGEST編集部
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