２月２日（現地１日）、ワシントン・ウィザーズはホームでイースタン・カンファレンス７位のブルックリン・ネッツと対戦。第４クォーターまで相手にリードを奪われていたが、エースのブラッドリー・ビールが残り６分から13得点をあげるなどチームを牽引し、鮮やかな逆転勝利を収めた。

　ネッツ戦で復帰が噂されていた八村塁はこの日も欠場。しかし、スコット・ブルックス・ヘッドコーチが「復帰は間近」と語るように、コンディションは徐々に上がっているようだ。

　そんな八村は昨日、スポンサー契約を結んでいるゲームメーカーの『2K Japan』による「八村選手に質問しよう！ Twitterキャンペーン」で、フォロワーの質問に応じた。その中から、八村の生の声をいくつか紹介しよう。

――バスケ選手以外で影響を受けた人物はいますか？また、どんな影響を受けましたか？
八村「中学校の時のコーチ（坂本穣治コーチ）です。僕のすべてを受け入れてくれた初めての人かなと思っています。バスケの哲学を学べました」

――八村選手の座右の銘はなんですか？
八村「スローガンですが、一生懸命を楽しむ！！」

――対戦して強敵だと感じたチームと選手いたら教えてください
八村「チームだと（ロサンゼルス）レイカーズ。選手だとジェームズ・ハーデン（ヒューストン・ロケッツ）」
  　そのほか、アメリカでの食事について聞かれると「自炊はしません、チームのシェフが日本食を作ってくれることもあります」と回答。ＮＢＡ最初の給料で何を買ったかという質問には「家族をアメリカに招待しました（ファーストクラス）」と答えた。

　また、出身地である富山県について「富山は立山が魅力ですね。山もあり海もあり、水がキレイで魚も米も美味しい！！ 回転寿司が最強」、好きなラーメンを「塩ラーメン（半熟卵入り）」と答えるなど、21歳のリアルな言葉でファンの質問に応対していた。

　ネッツ戦で復帰することはできなかったものの、よほどのアクシデントでもない限り、八村は３日のウォリアーズ戦で復帰することだろう。ウィザーズ（17勝31敗）はネッツに勝利したことでイースタン・カンファレンス10位へ浮上している。

　プレーオフ出場圏内の８位にいるオーランド・マジック（21勝28敗）とのゲーム差は3.5ゲームまで縮まっただけに、八村復帰でウィザーズがプレーオフ出場争いに参戦できるか。大いに注目したいところだ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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