オクラホマシティ・サンダーとミネソタ・ティンバーウルブズによるプレーオフ・ウエスタン・カンファレンス決勝は、第2戦を終えた時点で第1シードのサンダーが2勝0敗でリード。連敗を喫したウルブズが、ホームに戻る第3、4戦で巻き返せるかに注目が集まっている。
ただ、かつてボストン・セルティックスなどで活躍したレジェンドのポール・ピアースは、すでにシリーズの行方は決したと考えているようだ。現地時間5月23日(日本時間24日、日付は以下同)に『FOX Sports 1』の番組『Speak』へ出演したピアースは、このように話していた。
「彼らは徹底的にやられてしまった。このシリーズは終わったも同然だ。俺にはティンバーウルブズが、サンダーが試合へ持ち込んでいる強度にマッチできるとは思えないね。OKCは昨年何かを置き忘れていて、今年こそ自分たちの番なんだと臨んでいる。これはミネソタにとって相性の悪いマッチアップなんだ」
現状、サンダーが優勢なのは明白。エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーは2戦続けて30得点超えしていて、シリーズ平均34.5点、4.0リバウンド、8.5アシスト、3.0スティールにフィールドゴール成功率45.8%、フリースロー成功率82.8%と好調だ。
対するウルブズの得点源アンソニー・エドワーズは、初戦でフィールドゴール試投数13本の計18得点と沈黙。第2戦で32得点に9リバウンド、6アシストと復調したとはいえ、この試合では第2の得点源ジュリアス・ランドルが同18.2%(2/11)で計6得点と不発だった。
両エース以外にもジェイデン・マクダニエルズやルディ・ゴベア、ドンテ・ディヴィンチェンゾ、マイク・コンリー、ナズ・リード、ニキール・アレキサンダー・ウォーカーらタレントが揃うウルブズが、本拠地ターゲット・センターに戻りチーム一丸の体制で巻き返すことができるか。まずは24日の第3戦でどんなパフォーマンスを見せるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ただ、かつてボストン・セルティックスなどで活躍したレジェンドのポール・ピアースは、すでにシリーズの行方は決したと考えているようだ。現地時間5月23日(日本時間24日、日付は以下同)に『FOX Sports 1』の番組『Speak』へ出演したピアースは、このように話していた。
「彼らは徹底的にやられてしまった。このシリーズは終わったも同然だ。俺にはティンバーウルブズが、サンダーが試合へ持ち込んでいる強度にマッチできるとは思えないね。OKCは昨年何かを置き忘れていて、今年こそ自分たちの番なんだと臨んでいる。これはミネソタにとって相性の悪いマッチアップなんだ」
現状、サンダーが優勢なのは明白。エースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダーは2戦続けて30得点超えしていて、シリーズ平均34.5点、4.0リバウンド、8.5アシスト、3.0スティールにフィールドゴール成功率45.8%、フリースロー成功率82.8%と好調だ。
対するウルブズの得点源アンソニー・エドワーズは、初戦でフィールドゴール試投数13本の計18得点と沈黙。第2戦で32得点に9リバウンド、6アシストと復調したとはいえ、この試合では第2の得点源ジュリアス・ランドルが同18.2%(2/11)で計6得点と不発だった。
両エース以外にもジェイデン・マクダニエルズやルディ・ゴベア、ドンテ・ディヴィンチェンゾ、マイク・コンリー、ナズ・リード、ニキール・アレキサンダー・ウォーカーらタレントが揃うウルブズが、本拠地ターゲット・センターに戻りチーム一丸の体制で巻き返すことができるか。まずは24日の第3戦でどんなパフォーマンスを見せるか注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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