５月25日、Ｂリーグの年間王者を決める「りそなグループ B.LEAGUE FINALS 2024-25」第２戦が横浜アリーナで実施され、琉球ゴールデンキングスが宇都宮ブレックスに87-75で勝利を収め、対戦成績を１勝１敗のタイに持ち込んだ。決着がつく第３戦は27日に同会場で行なわれる。
【動画】勝利をグッと引き寄せた琉球の波状攻撃。決定付けた３連続プレー！

　琉球が逆王手をかけた。18-20で迎えた第１クオーター（Q）残り15秒、平良彰吾のスリーポイントが決まり、琉球が勝ち越す。第２Qもビハインドから残り２秒で荒川颯がスリーを沈め、後半につなげた。
  　そして第３Q中盤に琉球がついに同点に追い付く。ただ優勝に王手をかけている宇都宮が反撃をみせ、第４Qは大接戦になる。72-72の場面から琉球は脇真大のレイアップ、ヴィック・ローのスリーポイントで６点差に広げると、リバウンドから荒川が速攻を決めるなど怒涛の連続得点を挙げる。

　さらに相手の集中力が切れたパスミスを見逃さず、再び荒川が高速ドリブルからのレイアップでリングにボールを落とし込む。勝利をグッと引き寄せる波状攻撃で琉球が一気に畳み掛けた。

　一瞬の流れで完全に勢いをモノにした琉球。バスケットボールの醍醐味がギュッと詰まった攻守の切り替えの早さにはBリーグ公式Xも反応。琉球が第４Q終盤で魅せた驚異の３連続得点を短くまとめたハイライト映像はファンから多くの称賛が溢れている。

構成●THE DIGEST編集部

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