サクラメント・キングスのデマー・デローザンは、今季でキャリア16年目のシーズンを終えた。35歳を迎えた現在も平均22.2点とハイパフォーマンスを披露しているが、その秘訣はどこにあるのか。
現地時間6月10日(日本時間11日)、『WY Network』に公開されたドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)の番組『Time Out with Dwyane Wade』にゲスト出演した際に、どれだけ身体のコンディションに気を遣っているかを語った。
「リーグ入りした時、僕はベテランたちをからかっていた。『ねぇ、どうして両ヒザに氷をのっけているの?』と聞いたりしてね。そしたら『自分に必要だと感じる前に、始めるんだ』と言ってきた。で、僕は『そうかい。もういいよ。僕もそうする』って返していた。(当時の僕のヒザは)痛くもなんともなかった。けど僕もアイシングを始めたんだ」
そのほか、水風呂も試したデローザンは、それがルーティンになり、欠かすことができないものになっていった。また、身体のケアを入念にして睡眠をしっかりとり、食事にも気を遣ってきた。
その甲斐あってか、デローザンはこれまでのキャリアでシーズン全休を経験することなく、毎シーズン60試合以上に出場。オフシーズンではアメリカ代表に選出された2014年のFIBAワールドカップ、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでそれぞれ金メダルも獲得した。
「僕はこれまで、幸運にも重大なケガをせずにやってこれた。けどそれは、僕が自分の身体をしっかりケアしてきたからなんだ。それには終わりなんてない。僕はなんだってトライする。自分の身体に関する研究家でね。
どんな些細なことであろうと重要なことであろうと、僕はトップに立って熟考している。それはできるだけ長くこのゲームでプレーを続けていたいからなんだ」
今季のキングスはレギュラーシーズンでウエスタン・カンファレンス9位の40勝42敗(勝率48.8%)を記録するも、ダラス・マーベリックスとのプレーイン・ゲームを落として今季を終えたため、デローザンはブルズ時代と合わせて3年連続でプレーオフ進出を逃した。
それでも、長期離脱なくほぼ毎試合コートに立ち、点を取り続けるデローザンは、昨年12月にレギュラーシーズン通算2万4000得点を突破。今季終了時点でNBA歴代25位(現役6位)の通算2万5292得点まで伸ばしたことは、この男がNBAで残してきた最高の勲章と言っていいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
現地時間6月10日(日本時間11日)、『WY Network』に公開されたドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)の番組『Time Out with Dwyane Wade』にゲスト出演した際に、どれだけ身体のコンディションに気を遣っているかを語った。
「リーグ入りした時、僕はベテランたちをからかっていた。『ねぇ、どうして両ヒザに氷をのっけているの?』と聞いたりしてね。そしたら『自分に必要だと感じる前に、始めるんだ』と言ってきた。で、僕は『そうかい。もういいよ。僕もそうする』って返していた。(当時の僕のヒザは)痛くもなんともなかった。けど僕もアイシングを始めたんだ」
そのほか、水風呂も試したデローザンは、それがルーティンになり、欠かすことができないものになっていった。また、身体のケアを入念にして睡眠をしっかりとり、食事にも気を遣ってきた。
その甲斐あってか、デローザンはこれまでのキャリアでシーズン全休を経験することなく、毎シーズン60試合以上に出場。オフシーズンではアメリカ代表に選出された2014年のFIBAワールドカップ、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでそれぞれ金メダルも獲得した。
「僕はこれまで、幸運にも重大なケガをせずにやってこれた。けどそれは、僕が自分の身体をしっかりケアしてきたからなんだ。それには終わりなんてない。僕はなんだってトライする。自分の身体に関する研究家でね。
どんな些細なことであろうと重要なことであろうと、僕はトップに立って熟考している。それはできるだけ長くこのゲームでプレーを続けていたいからなんだ」
今季のキングスはレギュラーシーズンでウエスタン・カンファレンス9位の40勝42敗(勝率48.8%)を記録するも、ダラス・マーベリックスとのプレーイン・ゲームを落として今季を終えたため、デローザンはブルズ時代と合わせて3年連続でプレーオフ進出を逃した。
それでも、長期離脱なくほぼ毎試合コートに立ち、点を取り続けるデローザンは、昨年12月にレギュラーシーズン通算2万4000得点を突破。今季終了時点でNBA歴代25位(現役6位)の通算2万5292得点まで伸ばしたことは、この男がNBAで残してきた最高の勲章と言っていいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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