NBAは現地時間7月6日(日本時間7日)にFA(フリーエージェント)との契約が解禁され、ロサンゼルス・レイカーズはディアンドレ・エイトンとジェイク・ラレイビアの獲得、ジャクソン・ヘイズと再契約を結んだことを正式に発表した。
今オフのレイカーズはレブロン・ジェームズがプレーヤーオプション(PO)を行使して残留した一方、ドリアン・フィニー・スミスがPOを破棄して完全FAになりヒューストン・ロケッツへ移籍。6日に発表された7チーム間のトレードで、今年のドラフト全体36位指名のウイング、アドゥ・シーローを獲得した。
現状の戦力で進んだ場合、来季は今年2月のトレードで加入したルカ・ドンチッチと、NBA歴代最長の23シーズン目に臨むレブロンを中心に、その周囲をオースティン・リーブス、八村塁、エイトン、ラレイビア、ヘイズ、ゲイブ・ヴィンセント、ジャレッド・ヴァンダービルト、ダルトン・コネクト、ジョーダン・グッドウィンらが支える布陣となる。
エイトンとは2年1660万ドル(約24億2800万円)、ラレイビアは2年1200万ドル(約17億5500万円)で契約。なかでもドンチッチ獲得のトレードでアンソニー・デイビス(現ダラス・マーベリックス)を放出後、悩みの種だった先発センターに213cm・114kgのエイトンが加わったことが最大の収穫と言っていい。
レイカーズのバスケットボール運営部代表兼ゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカは、リリースを通じて次のようにコメントした。
「先発クラスのセンターを獲得することが、我々のオフシーズンにおける最優先事項でした。そしてディアンドレはその目的を達成する最高の解決策であり、このチームのコアメンバーに加えるにあたって理想的な選手だと信じています。
ディアンドレのサイズと機動力、運動能力はペイント内の得点とリムプロテクションを可能にしてくれます。NBAファイナルで先発を務めたプレーオフの経験も、チャンピオンシップ獲得を熱望する我々レイカーズでうまく調和することでしょう」
今月23日に27歳となるエイトンは、2018年のドラフトでフェニックス・サンズから全体1位指名されたセンター。レイカーズでは、同年のドラフト全体3位でNBA入りしたドンチッチとタッグを組むことになる。
NBA入りから昨季までは7シーズン連続して得点とリバウンドで“平均ダブルダブル”を記録しており、2021年にはサンズの先発センターとしてファイナルに進出した経験を持つ。
昨季はポートランド・トレイルブレイザーズで40試合の出場にとどまったとはいえ、平均30.2分のプレータイムで14.4点、10.2リバウンド、1.6アシスト、0.98ブロックにフィールドゴール成功率56.6%を記録。制限区域内では74.1%(140/189)と高いフィニッシュ力を見せた。
ドンチッチ、レブロン、リーブス、八村、エイトンの先発陣は破壊力十分。JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)の下、ベンチ陣もそれぞれの役割を遂行できれば、チーム力は確実に増すことが期待できる。
特にエイトンがペイントエリアにおいて、攻守両面で存在感を発揮して暴れ回ることができるのであれば、難敵揃いのウエスタン・カンファレンスでもレイカーズは厄介なチームと化すに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
今オフのレイカーズはレブロン・ジェームズがプレーヤーオプション(PO)を行使して残留した一方、ドリアン・フィニー・スミスがPOを破棄して完全FAになりヒューストン・ロケッツへ移籍。6日に発表された7チーム間のトレードで、今年のドラフト全体36位指名のウイング、アドゥ・シーローを獲得した。
現状の戦力で進んだ場合、来季は今年2月のトレードで加入したルカ・ドンチッチと、NBA歴代最長の23シーズン目に臨むレブロンを中心に、その周囲をオースティン・リーブス、八村塁、エイトン、ラレイビア、ヘイズ、ゲイブ・ヴィンセント、ジャレッド・ヴァンダービルト、ダルトン・コネクト、ジョーダン・グッドウィンらが支える布陣となる。
エイトンとは2年1660万ドル(約24億2800万円)、ラレイビアは2年1200万ドル(約17億5500万円)で契約。なかでもドンチッチ獲得のトレードでアンソニー・デイビス(現ダラス・マーベリックス)を放出後、悩みの種だった先発センターに213cm・114kgのエイトンが加わったことが最大の収穫と言っていい。
レイカーズのバスケットボール運営部代表兼ゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカは、リリースを通じて次のようにコメントした。
「先発クラスのセンターを獲得することが、我々のオフシーズンにおける最優先事項でした。そしてディアンドレはその目的を達成する最高の解決策であり、このチームのコアメンバーに加えるにあたって理想的な選手だと信じています。
ディアンドレのサイズと機動力、運動能力はペイント内の得点とリムプロテクションを可能にしてくれます。NBAファイナルで先発を務めたプレーオフの経験も、チャンピオンシップ獲得を熱望する我々レイカーズでうまく調和することでしょう」
今月23日に27歳となるエイトンは、2018年のドラフトでフェニックス・サンズから全体1位指名されたセンター。レイカーズでは、同年のドラフト全体3位でNBA入りしたドンチッチとタッグを組むことになる。
NBA入りから昨季までは7シーズン連続して得点とリバウンドで“平均ダブルダブル”を記録しており、2021年にはサンズの先発センターとしてファイナルに進出した経験を持つ。
昨季はポートランド・トレイルブレイザーズで40試合の出場にとどまったとはいえ、平均30.2分のプレータイムで14.4点、10.2リバウンド、1.6アシスト、0.98ブロックにフィールドゴール成功率56.6%を記録。制限区域内では74.1%(140/189)と高いフィニッシュ力を見せた。
ドンチッチ、レブロン、リーブス、八村、エイトンの先発陣は破壊力十分。JJ・レディックHC(ヘッドコーチ)の下、ベンチ陣もそれぞれの役割を遂行できれば、チーム力は確実に増すことが期待できる。
特にエイトンがペイントエリアにおいて、攻守両面で存在感を発揮して暴れ回ることができるのであれば、難敵揃いのウエスタン・カンファレンスでもレイカーズは厄介なチームと化すに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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