NBAのGOAT(史上最高の選手)を巡る議論は、それぞれが見てきた選手、一緒にプレーした選手、そして実際に対戦した選手によって答えが別れる、非常に人気の高いテーマだ。
元NBA選手のブランドン・ジェニングスにとって、答えは迷うことなく一択のようだ。真っ先に脳裏に浮かんだのは、自身の子ども時代を象徴し、ファンのみならずアンチまでも魅了したコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)だった。
元NFLスターのキーション・ジョンソンがホストを務めるポッドキャスト番組『All Facts No Brakes with Keyshawn Johnson』で、GOATは誰かという質問にジェニングスは「コビーだよ」と即答した。
「もちろんマイケル・ジョーダンのことを知らないわけじゃない。でも、俺が8歳くらいの時の選手だった。俺が12~13歳の頃、ステイプルズ・センターでコビーが優勝していくのをリアルタイムで見ていた。あの空気感を肌で感じていたんだ。だからこそ俺にとっては特別だった。すごく心に響いたんだ」
1989年生まれのジェニングスはカリフォルニア州コンプトンで育ち、コビーがシャキール・オニールとともにチームを3連覇に導き、リーグを支配していた時代にその魅力に、どっぷりと浸かっていた。
彼が中学生になる頃には、コビーはすでに“ロサンゼルスの顔”となり、リーグを代表するスーパースターになっていた。ジェニングスにとって当時の記憶は、自身がNBAで活躍するようになってからも、そして引退した今も心に深く刻まれている。
実際にコビーと対戦した選手や、彼のプレーを見て育った者は、評論家による分析や統計では評価しづらい部分まで含め、彼をGOATとして推す傾向がある。
かつて敵として火花を散らし、2010年から2年間レイカーズで共闘経験もあるマット・バーンズもその1人だ。彼はこれまで何度もメディアやリーグ関係者に対し、コビーの実績を軽視するような論調に異議を唱えており、20年1月にコビーが亡くなって以降、その傾向は顕著になっている。
バーンズはポッドキャスト番組『All The Smoke』で次のように語っていた。
「彼と戦ったことがあるなら、その準備をしたことがあるなら、彼がプレッシャーの中でどう輝いたかを見たことがあるなら、わかるはずだ。ほかの話なんて空虚に過ぎない。
今のこのGOAT論争の空気が嫌なんだ。彼が生きていた頃は、こんなくだらない議論なんてなかったんだから」
元選手のジェニングスやバーンズにとってのGOATとは、子どもの頃に見た記憶や感情、そして対戦時に感じたものに基づいている。だからこそ、“現場を知る”彼らのGOAT像には、単なる数字では測れないリアルな説得力があるのだろう。
構成●ダンクシュート編集部
「彼の情熱と愛情を見て育ってきた」ハーデンが自身の“GOAT”を語る「彼がいたから、俺はバスケットボールを始めたんだ」<DUNKSHOOT>
「コビーは強化されたジョーダン」サンダーの主砲が“GOAT論”を語る「コビーが1位、ブロンが2位、マイクが3位だ」<DUNKSHOOT>
「全盛期のマジック、マイク(ジョーダン)、バードを全員倒した唯一の男」。シカゴ出身のローズが語る“真のGOAT”<DUNKSHOOT>
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彼が中学生になる頃には、コビーはすでに“ロサンゼルスの顔”となり、リーグを代表するスーパースターになっていた。ジェニングスにとって当時の記憶は、自身がNBAで活躍するようになってからも、そして引退した今も心に深く刻まれている。
実際にコビーと対戦した選手や、彼のプレーを見て育った者は、評論家による分析や統計では評価しづらい部分まで含め、彼をGOATとして推す傾向がある。
かつて敵として火花を散らし、2010年から2年間レイカーズで共闘経験もあるマット・バーンズもその1人だ。彼はこれまで何度もメディアやリーグ関係者に対し、コビーの実績を軽視するような論調に異議を唱えており、20年1月にコビーが亡くなって以降、その傾向は顕著になっている。
バーンズはポッドキャスト番組『All The Smoke』で次のように語っていた。
「彼と戦ったことがあるなら、その準備をしたことがあるなら、彼がプレッシャーの中でどう輝いたかを見たことがあるなら、わかるはずだ。ほかの話なんて空虚に過ぎない。
今のこのGOAT論争の空気が嫌なんだ。彼が生きていた頃は、こんなくだらない議論なんてなかったんだから」
元選手のジェニングスやバーンズにとってのGOATとは、子どもの頃に見た記憶や感情、そして対戦時に感じたものに基づいている。だからこそ、“現場を知る”彼らのGOAT像には、単なる数字では測れないリアルな説得力があるのだろう。
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