キャリア13年目(実働12年目)のアダムズは、211cm・120kgのビッグマン。シュートエリアはゴール下が大部分を占めていて、今季17試合の出場でペイントエリア外から放ったショットはフリースローを除くと1本のみ。
しかし、平均21.8分のプレータイムながら、オフェンシブ・リバウンドは平均4.8本でリーグトップ。彼がリバウンドをもぎ取ることでセカンドチャンスが生まれ、ロケッツは相手より多くのポゼッションを手にすることができる。
今季この男が2桁リバウンドを残した7試合でチームは5勝2敗、5本以上のオフェンシブ・リバウンドを獲得した11戦では8勝3敗を誇る。
今月25日のクリスマスゲームでロケッツとの対戦が控えるレブロンも、アダムズについて警戒していた。
「ヒューストンと対戦する際、最大の脅威のひとつはスティーブン・アダムズだ。彼をボックスアウトするためにはチーム全体、ベンチ陣、コーチングスタッフ、つまり彼専用のセキュリティチームが必要になってくる。彼はとてつもなく強靭なんだ。2人じゃ彼をボックスアウトし切れない。3、4人の選手が周りに必要なんだ」
するとナッシュも「そうすると、他の選手にチャンスが生まれる。リバウンドで彼を2人、3人で守らないといけないからね。3人がかりでボックスアウトしても、彼はボールに絡めるポジションに身を置いてしまう。もう信じられないくらいのインパクトだ」と続けて、アダムズのポジショニングを称えていた。
ナッシュとレブロンが最大級の賛辞を送ったように、32歳のベテランビッグマンが相手に与えるインパクトは、画面越しで見る以上に強烈なのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】ダンクシュート編集部が厳選!NBA史に燦然と輝くレジェンドスターたちを特集!!
しかし、平均21.8分のプレータイムながら、オフェンシブ・リバウンドは平均4.8本でリーグトップ。彼がリバウンドをもぎ取ることでセカンドチャンスが生まれ、ロケッツは相手より多くのポゼッションを手にすることができる。
今季この男が2桁リバウンドを残した7試合でチームは5勝2敗、5本以上のオフェンシブ・リバウンドを獲得した11戦では8勝3敗を誇る。
今月25日のクリスマスゲームでロケッツとの対戦が控えるレブロンも、アダムズについて警戒していた。
「ヒューストンと対戦する際、最大の脅威のひとつはスティーブン・アダムズだ。彼をボックスアウトするためにはチーム全体、ベンチ陣、コーチングスタッフ、つまり彼専用のセキュリティチームが必要になってくる。彼はとてつもなく強靭なんだ。2人じゃ彼をボックスアウトし切れない。3、4人の選手が周りに必要なんだ」
するとナッシュも「そうすると、他の選手にチャンスが生まれる。リバウンドで彼を2人、3人で守らないといけないからね。3人がかりでボックスアウトしても、彼はボールに絡めるポジションに身を置いてしまう。もう信じられないくらいのインパクトだ」と続けて、アダムズのポジショニングを称えていた。
ナッシュとレブロンが最大級の賛辞を送ったように、32歳のベテランビッグマンが相手に与えるインパクトは、画面越しで見る以上に強烈なのだろう。
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