ウォリアーズ戦では、ステフィン・カリーをはじめ主力が軒並み欠場した相手に、25本のアシストから33本のシュートを決められて敗戦。
ミッチェルはメンバーを固定できないなかで戦うことの難しさを口にしていた。
「主力が欠けていると相手にそうしたゲームを許してしまう。いろいろなポジションに本来の持ち場とは違う選手が入っているから、なかなか予測がつかない。でも自信を与えることさえできれば、自分たちのやっていることを信じてどんどん良いプレーを続けていけるはずだ」
今季のキャブズは敗戦ゲームでは立ち上がりに思うように波に乗れず、後半になって追い上げるも時すでに遅し、といった展開が多々見られる。
ミッチェルも「自分たちは、ビハインドになってからようやくプレーし始めるようなチームになってしまっている。でも、スイッチを切り替えるボタンなんてない。そこが変わらない限り、“できる時”と“できない時”を繰り返すという同じ状況に陥ってしまう」と警鐘を鳴らす。
エースが課題に挙げるのは、「とにかくインテンシティ(強度)を上げる」というシンプルなことだ。
「ディフェンス、リバウンド、トランジションの時には走る。いつも話していることで、これまでもできていたことだ。それを断続的にしかできていないのが問題なんだ。継続して同じレベルでプレーする方法を見つけないといけない」
ここまで平均30.5点、フィールドゴール成功率は50.2%と、個人としてはキャリアベスト級のパフォーマンスを発揮しているだけに、それが勝利に結びつかないのはミッチェルにとって歯がゆいに違いない。
加えて彼自身が繰り返し指摘しているように、以前はできていたことができていない、つまりは、できるポテンシャルはあるのに発揮できていない状況にフラストレーションを募らせている。
しかし裏を返せば、ポテンシャルがある限り、それが上手く回り出す可能性は十分にあるということ。
ウォリアーズ戦から次のワシントン・ウィザーズ戦(日本時間13日)までの5日間は「いいリセット期間になる。この間に修正する」とミッチェルは誓った。シーズン中盤戦へと突入するここからが、キャブズにとっての正念場だ。
文●小川由紀子
レブロンが選ぶ“自身のベストシーズン”は優勝を逃した年「何もミスを犯さないような感覚だった」<DUNKSHOOT>
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ミッチェルはメンバーを固定できないなかで戦うことの難しさを口にしていた。
「主力が欠けていると相手にそうしたゲームを許してしまう。いろいろなポジションに本来の持ち場とは違う選手が入っているから、なかなか予測がつかない。でも自信を与えることさえできれば、自分たちのやっていることを信じてどんどん良いプレーを続けていけるはずだ」
今季のキャブズは敗戦ゲームでは立ち上がりに思うように波に乗れず、後半になって追い上げるも時すでに遅し、といった展開が多々見られる。
ミッチェルも「自分たちは、ビハインドになってからようやくプレーし始めるようなチームになってしまっている。でも、スイッチを切り替えるボタンなんてない。そこが変わらない限り、“できる時”と“できない時”を繰り返すという同じ状況に陥ってしまう」と警鐘を鳴らす。
エースが課題に挙げるのは、「とにかくインテンシティ(強度)を上げる」というシンプルなことだ。
「ディフェンス、リバウンド、トランジションの時には走る。いつも話していることで、これまでもできていたことだ。それを断続的にしかできていないのが問題なんだ。継続して同じレベルでプレーする方法を見つけないといけない」
ここまで平均30.5点、フィールドゴール成功率は50.2%と、個人としてはキャリアベスト級のパフォーマンスを発揮しているだけに、それが勝利に結びつかないのはミッチェルにとって歯がゆいに違いない。
加えて彼自身が繰り返し指摘しているように、以前はできていたことができていない、つまりは、できるポテンシャルはあるのに発揮できていない状況にフラストレーションを募らせている。
しかし裏を返せば、ポテンシャルがある限り、それが上手く回り出す可能性は十分にあるということ。
ウォリアーズ戦から次のワシントン・ウィザーズ戦(日本時間13日)までの5日間は「いいリセット期間になる。この間に修正する」とミッチェルは誓った。シーズン中盤戦へと突入するここからが、キャブズにとっての正念場だ。
文●小川由紀子
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