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NBA

「彼のプレーは全く予測ができない」スパーズの元同僚がウェンバンヤマの凄さを語る「可能性は無限大だ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.02.26

 211cm・110kgのアデトクンボは、NBA入り以降、当たり負けしない強靭な肉体を作り上げてリーグ最高級の選手へ飛躍。ガード並みのクイックネスを駆使して相手守備陣を強行突破し、ペイントエリアで無双している。

 一方のウェンバンヤマは、規格外のフレーム(224cm・107kg)を持ちながら、柔軟な身体と豊富なスキルを兼備。ミッドレンジだけでなく3ポイント、さらにはステップバックからディープスリーも決めてしまうシュート力があり、今季はMVP級の活躍を見せている。

 ウェンバンヤマとともに過ごし、“理不尽なプレー”を見ることに慣れたかと聞かれたマムケラシュビリは、「とんでもない!」と返答。「これから彼がどれほどの選手になるのか。その基準を定めることなんてできないよ」と口にし、こう続けた。

「彼のプレーは全く予測ができないんだ。ハーフコートからプルアップで打ってくるかもしれないし、プレッシャーをかければリングへ近づいてダンクしてくるかもしれない。彼は経験を積めば積むほど強くなっていくと思う。可能性は無限大だ」
 
 攻守両面で強烈なインパクトを放つウェンバンヤマ。ラプターズ戦ではシュートタッチに苦しんだとはいえ、出場時間帯の得失点差では両チーム最多の+19と、その存在感は常に大きい。

 そんな22歳のビッグマンをスローダウンさせる上でカギになるのはフィジカル面。もちろん、高さと長さ、さらには老獪さを併せ持つディフェンダーを送り込めば、被害を抑えることができるかもしれないが、フィジカル面で優位に立つことで体力を消耗させることも手段のひとつと言っていい。

 もっとも、ウェンバンヤマはたとえ相手のフィジカルゲームでファンブルしたり、コートに転倒しようと審判に不満をぶつけることはほとんどない。いかに勝利に貢献できるかを考え、スマートに対応できる賢さがあるだけに、1試合の重要性が増すシーズン終盤、そしてプレーオフでも注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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