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NBA

2031年の男子バスケW杯の開催地がフランスに決定!実現に至るまでの背景にあった、ウェンバンヤマの“熱い母国愛”<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2026.04.27

 ウェンバンヤマという、世界のバスケ界に影響力のある現役プレーヤーの存在が、フランスが開催国誘致に成功した理由の一端であり、プレゼンテーションで上映された彼のビデオは、理事会メンバーからも非常に高く評価されたと会長は力説した。

 そもそもこの2031年は、ウェンバンヤマが27歳と選手として脂の乗った時期にあたる。加えて、彼と同期のビラル・クリバリー(ワシントン・ウィザーズ)や、ザカリー・リザシェイ(アトランタ・ホークス)とアレックス・サー(ワシントン・ウィザーズ)は26歳と、NBAドラフトで2年連続ドラ1を輩出したフランスの黄金世代が絶頂期を迎えるタイミングでもある。

 フランスがこの2031年大会の開催を目指したのは、それが一番の理由であり「当然狙っているのは優勝。最低でもベスト4」と、ハンクラー会長は意欲的な目標を明言した。

 現時点で決定している具体的な事項は、開催期日が2031年8月29日~9月14日であること。32チームが出場し、会場はパリ、リヨン、リールの3都市で行なわれる。
 
 リヨンはパーカー率いるアスヴェルのお膝元。彼らの本拠地であるLDCアリーナ(約1万2000席)を使用する。

 リールは、パリ五輪のバスケの会場ともなったリールのスタッド・ピエール・モーロワ。ここは普段サッカーで使用されているスタジアムだが、2015年のユーロバスケットでも決勝戦の地になるなど、一歩中に入ればサッカースタジアムとは気づかないほどバスケ仕様への変換が可能だ。さらにはパリ五輪で、フランス対日本の激闘の舞台になったのもこの会場だった。

 パリでは、NBAヨーロッパも開催されている老舗の屋内施設アコー・アリーナ、パリ五輪用に新築され、現在はパリ・バスケットボールの本拠地となっているアディダス・アリーナ、そして、普段はラグビーのプロリーグなども行なわれているデファンス・アリーナが決勝ラウンドの地となる。このデファンス・アリーナは、3万5000人が収容可能だ。

 ウェンビーの出身クラブであるナンテール92が、今年2月のモナコ戦を同会場で開催したところ、1万7487人と、フランスのプロリーグ歴代最多集客数を記録した。
 
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