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NBA

かつてジョーダンを「恐れていた」シャックが、90年代のブルズに勝てると豪語!「鍵を握るのは、俺の存在と……」

ダンクシュート編集部

2020.04.20

シャックは歴代最多勝をマークした16年のウォリアーズについても「簡単に勝てると思う」と自信満々に語った。(C)Getty Images

シャックは歴代最多勝をマークした16年のウォリアーズについても「簡単に勝てると思う」と自信満々に語った。(C)Getty Images

 ジョーダンが万全ではなかったエクスキューズは残るが、ブルズは1994-95シーズンにカンファレンス準決勝でマジックと対戦し、シャックにシリーズ平均24.3点、13.2リバウンド、4.0アシストという活躍を許して2勝4敗と苦杯を舐めた。シャック&コビーのコンビが誕生した1996-97シーズンからの2年間の直接対決は2勝2敗。“ラストダンス”の97-98シーズンに限って言えば、シャックが欠場した1997年12月の試合では21点差で勝利するも、シャックが出場した98年2月の25点差で大敗している。

 シャックは「鍵を握るのは、俺の存在とフリースローだ」と豪語。「フィル・ジャクソンがどちらのチームを指揮するか、それが決め手かもしれない」と両チームを率いた名将の名前を挙げ、仮に敵として対戦した場合の試合展開を予想している。

「彼(ジャクソン・ヘッドコーチ)は“ハック・ア・シャック”を試みただろう。それでも、俺は28~29点は取れるはずだ。鍵になるのはフリースローの成功率だ。俺のフリースロー成功率は50%程度。それ以上ならレイカーズが勝つし、それ以下だったらブルズが勝つだろう」
 
 ちなみにシャックは以前、2015-16シーズンにブルズを超える史上最多の73勝を挙げ、2015年からの5年間で3度チャンピオンシップを獲得したゴールデンステイト・ウォリアーズにも「簡単に勝てると思う」という言葉を残している。

「ウォリアーズや他の人間はそうは感じないかもしれない。でもプレーオフで15勝1敗だった2001年は歴代でも最高のチームのひとつだった。16勝0敗のはずだったが、AI(アレン・アイバーソン)がタロン・ルーをまたいで(ファイナル第1戦のオーバータイム終盤に値千金のミドルを決め、目の前に倒れたルーをまたいで帰陣)、俺たちから勝利を奪い去って行った」

 リーグの風潮も異なるため、一概に同じ基準で比較はできないが、1990年代後期のブルズを中心とした「最強チーム決定論」は今後も続いていくだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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