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NBA

ジョーダンの「1対1」の強さは今でも健在?元ホーネッツの選手が告白「僕は50歳の男に負けた」

秋山裕之

2020.05.18

 2015年のドラフト1巡目9位指名で入団したフランク・カミンスキー(現フェニックス・サンズ)も「彼は僕でも打ち負かしてしまうだろうね」と『The Dan Patrick Show』で語っていた。

 一方で、2017年のドラフト1巡目11位指名で入団したマリーク・モンクは、「彼はさすがに歳をとりすぎてるから、僕なら彼を倒せると思うよ」と地元メディア『The Charlotte Observer』へ話している。
 
「じゃあやりましょう」とツイートしたブリッジズは198㎝・102㎏のフォワードで、モンクは191㎝・91㎏のガード。両選手とも身体能力に秀でており、50歳を超えたジョーダンに対して運動量で圧倒することができそうだ。

 だが『Yahoo! Sports』はジョーダンの発言をジョークとは受け取っておらず、キッド・ギルクリストのコメントを交えて“ジョーダン優勢”としている。通常の試合でマッチアップするのであれば、ジョーダンが不利になってしまうかもしれないが、1対1という状況では経験豊富で心理戦にも長けたジョーダンが経験の浅い若手たちを上回る可能性があるのは事実。

 リング下まで近づけば若手側にアドバンテージがあるものの、ジョーダンが持つミドルレンジショットの精度は歴代随一のレベルにあったこと、そしてトラッシュトークなどメンタル面でジョーダンが仕掛けてしまえば、やはり若手が制する可能性は低いかもしれない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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