また、9月18日に31歳を迎えるイバカについては、複数のチームが獲得を狙うことが予想できる。攻守両面で現代のスタイルにフィットでき、エネルギッシュなプレーでチームにエナジーを持ち込むハードワーカーだけに、もしヴァンブリートと高額契約を結ぶとなれば、引き留めるのは難しいだろう。
そして気になるのは球団社長の状況だ。17日にウジリ氏本人が球団側と契約延長の交渉がまだできていないことを『ESPN』へ明かしており、このままでは来季終了後に契約が満了する。ラプターズを豪華戦力へと仕立て上げた功労者がチームを離れるとなると、今後のフランチャイズの方向性についても疑問が出てきてもおかしくはない。
ラプターズは昨秋に延長契約を結んだパスカル・シアカムこそ23-24シーズンまで契約下にいるものの、カイル・ラウリーは来季が契約最終年。ノーマン・パウエルは21-22シーズンがプレーやーオプションで、OG・アヌノビーは来季終了後に制限付きFAになるため、来季終了後にロースターが大幅に変わる可能性を秘めている。
そうした状況下で、昨季の覇者はどのようなチームを構築していくのか。今季終了後の動向に注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)
そして気になるのは球団社長の状況だ。17日にウジリ氏本人が球団側と契約延長の交渉がまだできていないことを『ESPN』へ明かしており、このままでは来季終了後に契約が満了する。ラプターズを豪華戦力へと仕立て上げた功労者がチームを離れるとなると、今後のフランチャイズの方向性についても疑問が出てきてもおかしくはない。
ラプターズは昨秋に延長契約を結んだパスカル・シアカムこそ23-24シーズンまで契約下にいるものの、カイル・ラウリーは来季が契約最終年。ノーマン・パウエルは21-22シーズンがプレーやーオプションで、OG・アヌノビーは来季終了後に制限付きFAになるため、来季終了後にロースターが大幅に変わる可能性を秘めている。
そうした状況下で、昨季の覇者はどのようなチームを構築していくのか。今季終了後の動向に注目していきたい。
文●秋山裕之(フリーライター)