経験豊富なアリーザのディフェンス力も捨てがたいが、ビッグマン相手でも対応できるコビントンのディフェンス力の方が、今のブレイザーズには重宝されることだろう。
デイミアン・リラード、CJ・マッカラムというリーグ屈指のバックコート陣を中心とするブレイザーズにおいて、ここ数年はウイングでアル・ファルーク・アミヌ(現オーランド・マジック)、モーリス・ハークレス(現ニューヨーク・ニックス)、フッド、カーメロといった選手たちがプレーしてきた。
だが「Locked On Blazers Podcast」でホストを務めるマイク・リッチマンは「ロバート・コビントンはブレイザーズが欲していたタイプの選手。彼は本当にいいプレーをすることができる」と今回のトレードを絶賛。
そして「彼がこのチームで完璧にフィットするかどうかは、どこまでのレベルでショットを決められるかにかかっている」とリッチマンが話していたように、3ポイントを高確率で沈めることができれば、プレータイムも自ずと増えていくことだろう。
コビントンの3ポイント成功率は一昨季こそ37.8%で自己最高を記録したものの、昨季は33.5%へとダウン。ロケッツ移籍後は、31.5%まで落ちていた。
もっとも、プレーオフでは成功率50.0%で平均2.8本も沈めていることから、チームの戦術に馴染むことで成功率は上昇することが期待できる。
ブレイザーズにはセンターにペイントエリアで猛威を振るうユスフ・ヌルキッチがいることから、コビントンはザック・コリンズとともにフォワードとしてガード陣を補佐する役割をこなすことになるのだが、コビントンが3ポイントをコンスタントに決めることができれば、ブレイザーズにとって最高の補強を断行したと判断していいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
デイミアン・リラード、CJ・マッカラムというリーグ屈指のバックコート陣を中心とするブレイザーズにおいて、ここ数年はウイングでアル・ファルーク・アミヌ(現オーランド・マジック)、モーリス・ハークレス(現ニューヨーク・ニックス)、フッド、カーメロといった選手たちがプレーしてきた。
だが「Locked On Blazers Podcast」でホストを務めるマイク・リッチマンは「ロバート・コビントンはブレイザーズが欲していたタイプの選手。彼は本当にいいプレーをすることができる」と今回のトレードを絶賛。
そして「彼がこのチームで完璧にフィットするかどうかは、どこまでのレベルでショットを決められるかにかかっている」とリッチマンが話していたように、3ポイントを高確率で沈めることができれば、プレータイムも自ずと増えていくことだろう。
コビントンの3ポイント成功率は一昨季こそ37.8%で自己最高を記録したものの、昨季は33.5%へとダウン。ロケッツ移籍後は、31.5%まで落ちていた。
もっとも、プレーオフでは成功率50.0%で平均2.8本も沈めていることから、チームの戦術に馴染むことで成功率は上昇することが期待できる。
ブレイザーズにはセンターにペイントエリアで猛威を振るうユスフ・ヌルキッチがいることから、コビントンはザック・コリンズとともにフォワードとしてガード陣を補佐する役割をこなすことになるのだが、コビントンが3ポイントをコンスタントに決めることができれば、ブレイザーズにとって最高の補強を断行したと判断していいはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)