ジョーダンは、1995年秋のトレーニングキャンプでチームメイトだったスティーブ・カー（現ゴールデンステイト・ウォリアーズ・ヘッドコーチ）とトラッシュトークを繰り広げ、カーの顔面にパンチを入れる騒動となったのは有名な話だ。そして、『ザ・ラストダンス』内では当時若手のスコット・バレルに厳しい言葉を浴びせ、発破をかけるシーンが何度も収められている。ピッペン自身、ドキュメンタリーの内容についてはジョーダンと話をしたという。

「私はあまり満足していないとマイケルに言ったよ。彼はそれを受け入れて、『君は正しい』と言った。まあ、そんなところかな」
  『ザ・ラストダンス』を巡っては、ブルズ前期３連覇メンバーのホーレス・グラントも「90%がでたらめ。リアルじゃない。ジョーダンはチームメイトに言い返されていたが、反論部分は編集でカットされていた」と批判していた。

　今回は、名相棒であるピッペンが声を上げる形となったが、果たしてジョーダンはこのコメントをどのように受け止めるのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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