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NBA

八村は欠場するも、約2週間ぶりの試合に臨んだウィザーズ。しかしスパーズの前に20点差で敗戦

秋山裕之

2021.01.25

 一方のウィザーズは、ビールがゲームハイの31得点に加え7リバウンド、4アシストを記録。ロビンソンが16得点、5リバウンド、4アシストと続くも、ウエストブルックは9得点、8リバウンド、6アシストに終わった。

 それでも、新加入のアレックス・レンは20分40秒の出場で11得点、5リバウンド、1アシスト、1スティールと上々のデビュー。もう1人の新顔ジョーダン・ベルも早速コートに立ち、2分55秒のプレータイムで2得点、1リバウンドを記録した。

「ラス(ウエストブルックの愛称)、ブラッドリーとプレーする機会、オールスター2人とシーズンを巻き返すチャンスだ。なんとかプレーオフに進めるように頑張りたい。1、2試合で慣れると思う。ディフェンスの戦術やプレーを覚えられると思うよ。リーグ8年目だから大丈夫。それに多くのチームが同じようなセットを使っているからね。頭の中で微調整が必要なだけさ」
 
 23日の入団会見でそう語っていたレンは、控えビッグマンとして合格点を与えられるプレーを披露。ベルにとって、ウィザーズでの初戦は限定的な出番となってしまったものの、ディフェンス難のウィザーズにとっては頼もしいコメントを残している。

「このチームにはブラッド(ビールの愛称)、ラスがいて、スコアラーが揃っているから、僕の役割はディフェンス。これまでのキャリアで積み上げてきたものを発揮したいね。僕は1番(ポイントガード)から5番(センター)まで守れると思っている。スイッチが効果的にできるんだ。それにショットブロッカー、リムプロテクターとしてもチームに貢献したい」

 ウィザーズは今後、26日にヒューストン・ロケッツ、翌27日にニューオリンズ・ペリカンズとのアウェー2連戦をこなしていくこととなる。八村やベルターンスといった主力の復帰が待ち遠しいが、新加入選手たちがフィットできるかも気になるところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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