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NBA

ウィザーズがセルティックスに痛恨の逆転負け……八村も今季最少2得点と精彩を欠く〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.03.01

 それでも接戦の展開となったなかで、ウィザーズはビールらの活躍でリードを奪い、第4クォーター残り2分56秒にはウエストブルックが3ポイントを沈め8点差をつける。残り46.9秒にビールがショットを決めた時点で5点リードと、3連勝まで手が届きそうな位置まできていた。

 だがここからセルティックスのエース、テイタムが奮起。2連続でショットを決めると、残り4.7秒にはビールをスピンムーブで交わし、カバーに入った八村をかいくぐってダブルクラッチのレイアップをねじ込む。これが決勝点となり、セルティックスを111-110の逆転勝利へと導いた。
 
 惜しくも敗れたウィザーズは、ビールがゲームハイの46得点に加え7リバウンド、2スティールをマーク。ウエストブルックは24得点、11リバウンド、ベルターンスが5本の3ポイントを含む20得点、ロビン・ロペスが10得点を記録した。

 八村は25分8秒の出場で6リバウンド、1アシスト、1スティール。しかしながらフィールドゴール1/5、3ポイント0/1と不発で、今季最少の2得点に終わった。さらにこの日はアイザック・ボンガがディフェンダー役を務めたこともあり、第4クォーターはほとんど出番なし。試合時間残り12.4秒でコートへ戻るも、テイタムのラストプレーを止めることができなかった。

 ウィザーズはあと2試合でオールスターブレイクに突入する。メンフィス・グリズリーズ(2日)、ロサンゼルス・クリッパーズ(4日)とタフな戦いが続くだけに、ここで一度仕切り直しをしたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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