2月23日、5連勝と波に乗るワシントン・ウィザーズが、敵地ステイプルズ・センターでロサンゼルス・クリッパーズと一戦を交えた。
ウィザーズは前日の試合で延長戦の末にロサンゼルス・レイカーズを撃破。ラッセル・ウエストブルックは44分間出場したが、この日も出場し、過去5戦と同じくウエストブルック、ブラッドリー・ビール、ギャリソン・マシューズ、八村塁、モリッツ・ヴァグナーで先発を組んだ。
一方のクリッパーズは、パトリック・ベバリー、ポール・ジョージ、ニコラ・バトゥーム、カワイ・レナード、サージ・イバカという充実の戦力でウィザーズを迎え撃った。
試合はこの日2年ぶり(通算7度目)のオールスター返り咲きが決まったジョージが前半だけで3ポイント100.0%(5/5)の25得点を奪う大暴れで、クリッパーズが第2クォーター残り8分12秒で24点(49-25)と大量リードを奪う。
ウィザーズはビール、ウエストブルックを中心に戦うも、守備巧者のベバリーに加え、ジョージ(203㎝・99㎏)、バトゥーム(203㎝・104㎏)、レナード(201㎝・102㎏)とサイズと経験を兼備するウイングディフェンダーたちに手を焼き、思うように点が伸びない。
八村は第1クォーター序盤と終盤にショットを放つもいずれもミス。続く第2クォーター序盤にはレジー・ジャクソン相手に左ミドルポストでボールをもらおうとするもターンオーバーを喫してしまう。さらにはティップインをミスし、イビツァ・ズバッツのブロックに遭うなど精彩を欠いた。
それでも、中盤にディフェンシブ・リバウンドからボールプッシュしてジャンパー、前半終盤には右コーナー付近から長距離砲を沈めることに成功。
クリッパーズに前半で72点と大量失点を許し、17点ビハインドで迎えた第3クォーター。大量リードに油断が生じたのか、クリッパーズはショットが徐々に決まらなくなり、ウィザーズは10連続得点の猛攻を見せるなど5点差まで縮めて最終クォーターへ。
レイカーズ戦同様、逆転が狙える展開で第4クォーターを迎えたものの、その思いはクリッパーズのベンチ陣によって引き裂かれてしまう。テレンス・マンの3ポイントとレイアップを決められると、その後もズバッツの豪快なダンクやジャクソンの3ポイントなどでリードを広げられ、ウィザーズは116-135で敗れた。
残り約4分で主力をベンチへと下げたウィザーズでは、ビールが28得点、10アシスト、ヴァグナーが21得点、7リバウンド、5アシスト、ウエストブルックが20得点、9リバウンド、10アシスト、ハウル・ネトが11得点。
八村は36分29秒出場して10得点、9リバウンド、2アシスト、1スティール。フィールドゴール50.0%(4/8)、3ポイント100.0%(2/2)と成功率は高かったものの、イバカやズバッツが陣取るリング下でなかなかショットが決まらず、フリースローを獲得できずに終わった。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁”の厳選ショット!
ウィザーズは前日の試合で延長戦の末にロサンゼルス・レイカーズを撃破。ラッセル・ウエストブルックは44分間出場したが、この日も出場し、過去5戦と同じくウエストブルック、ブラッドリー・ビール、ギャリソン・マシューズ、八村塁、モリッツ・ヴァグナーで先発を組んだ。
一方のクリッパーズは、パトリック・ベバリー、ポール・ジョージ、ニコラ・バトゥーム、カワイ・レナード、サージ・イバカという充実の戦力でウィザーズを迎え撃った。
試合はこの日2年ぶり(通算7度目)のオールスター返り咲きが決まったジョージが前半だけで3ポイント100.0%(5/5)の25得点を奪う大暴れで、クリッパーズが第2クォーター残り8分12秒で24点(49-25)と大量リードを奪う。
ウィザーズはビール、ウエストブルックを中心に戦うも、守備巧者のベバリーに加え、ジョージ(203㎝・99㎏)、バトゥーム(203㎝・104㎏)、レナード(201㎝・102㎏)とサイズと経験を兼備するウイングディフェンダーたちに手を焼き、思うように点が伸びない。
八村は第1クォーター序盤と終盤にショットを放つもいずれもミス。続く第2クォーター序盤にはレジー・ジャクソン相手に左ミドルポストでボールをもらおうとするもターンオーバーを喫してしまう。さらにはティップインをミスし、イビツァ・ズバッツのブロックに遭うなど精彩を欠いた。
それでも、中盤にディフェンシブ・リバウンドからボールプッシュしてジャンパー、前半終盤には右コーナー付近から長距離砲を沈めることに成功。
クリッパーズに前半で72点と大量失点を許し、17点ビハインドで迎えた第3クォーター。大量リードに油断が生じたのか、クリッパーズはショットが徐々に決まらなくなり、ウィザーズは10連続得点の猛攻を見せるなど5点差まで縮めて最終クォーターへ。
レイカーズ戦同様、逆転が狙える展開で第4クォーターを迎えたものの、その思いはクリッパーズのベンチ陣によって引き裂かれてしまう。テレンス・マンの3ポイントとレイアップを決められると、その後もズバッツの豪快なダンクやジャクソンの3ポイントなどでリードを広げられ、ウィザーズは116-135で敗れた。
残り約4分で主力をベンチへと下げたウィザーズでは、ビールが28得点、10アシスト、ヴァグナーが21得点、7リバウンド、5アシスト、ウエストブルックが20得点、9リバウンド、10アシスト、ハウル・ネトが11得点。
八村は36分29秒出場して10得点、9リバウンド、2アシスト、1スティール。フィールドゴール50.0%(4/8)、3ポイント100.0%(2/2)と成功率は高かったものの、イバカやズバッツが陣取るリング下でなかなかショットが決まらず、フリースローを獲得できずに終わった。
文●秋山裕之(フリーライター)
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