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NBA

カリーが“伝説の巨人”チェンバレン超え!通算得点でウォリアーズ歴代トップに浮上<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.04.13

 すでに3ポイント試投数(6259本)と成功数(2709本)、アシスト(4889本)、フリースロー成功率(90.7%)などでウォリアーズのフランチャイズ史上最多記録を保持しているカリーは、最近こんな言葉を残していた。

「正直、不思議な気分だね、彼(チェンバレン)がここでどれほど長くプレーしてきたのか分からないけど、数多くのショットを決めてきたはずだ。彼は現在もリーグ史に名を残すレジェンドなのは間違いないし、このフランチャイズのユニフォームに袖を通した選手としても代表する存在だから本当にクレイジーなこと。だから僕は、もっと得点して、もっともっと多くの勝利を手にできたらいいね。だけど一般的に見て、それはとんでもない考えなのかもね」

 これまでウォリアーズを3度の優勝に導き、2度のシーズンMVPを獲得したカリー。2015-16シーズンにはNBA史上最高となる73勝9敗(勝率89.0%)の成績を残し、自らもリーグレコードの402本の3ポイントを成功させた。そして33歳を迎えた現在でもリーグ屈指の実力者として知られる。
 
 チェンバレンとカリー。プレーしていた時代もポジションも全く異なるものの、70年以上の歴史を誇るNBAにおいて、両選手に共通して言えることはゲームチェンジャーであることだろう。

 なお、カリーはナゲッツ戦で今季3度目(通算9度目/歴代11位)の50点超えとなる53得点に7リバウンド、4アシストと殊勲の活躍で116-107の勝利に大きく貢献。ウォリアーズは今季戦績を26勝28敗(勝率48.1%)とし、ウエスタン・カンファレンス10位とした。

 団子レースが続く中、カリー率いるウォリアーズがプレーイン・トーナメント出場圏内から抜け出すことができるかも注目していきたい。

文●秋山裕之(フリーライター)

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