また、オンボールディフェンダーとしてのフィジカルの強さや、ボールを持ってからの一貫性にも課題があると指摘したシュミッツ記者。そしてもうひとつ重要な課題に“ケガへの耐久性”を挙げた。
「最も重要なことは、ボールがキャリアのなかでどれだけの耐久性を発揮できるかという点だ。オーストラリアでの足のケガなど、NBA入り前はシーズンを最後までやり遂げることができないと知られていたため、シーズン82試合をコンスタントにこなせるかどうかは疑問が残る。しかし、彼はスキルを売り物にしたプレーをしているので、その部分は健康を維持するのに役立つはずだ」
今季は3月末に右手首を骨折し、1か月以上の戦線離脱を強いられたボール。健康体を維持することもスターの必須条件だけに、今後はケガなくシーズンを全うしてほしいところだ。
続いて2位以下を見ていくと、2、3位は順位こそ逆だが同じ選手がランクインしている。シュミッツ記者はドラ1のエドワーズが「間違いなくNo.2」と主張した。
「今季を観た限り、今後何年にもわたってリーグのトップスコアラーになるチャンスがあるだろう。あの体格であれほどのフットワークとアジリティがある選手はなかなかいない。試合を経るごとにシュート成功率やアシスト/ターンオーバー比率もプラスになっており、効率性という点ではいい方向に向かっている。ディフェンスと状況判断は向上が必要だが、パサーとしてはむしろ過小評価されているくらいで、このまま成長すれば長くオールスター選手に君臨できる能力があるだろう」
一方でペルトン記者は、エドワーズのTS%(True Shooting Percentage。シュートの効率性を計る数値)が50.7%で、リーグの平均値を12.3%も下回っていることから得点効率の悪さを指摘。また、現在のウルブズの状況が、エドワーズに“悪い癖”をつける可能性があると心配しているという。
「カール・アンソニー・タウンズが戦線を離れている間、彼は好きなだけ出場時間を得て自由にプレーし、成功率30.6%と精度の低いプルアップジャンパーを多投する傾向にある。そして、彼のディフェンス意識は低い。ミネソタは、エドワーズのオフコート時の被ファーストブレイクポイントが100ポゼッションあたり10.9点だが、彼のオンコート時は15.9点に悪化し、リーグワーストの値になっている」
「最も重要なことは、ボールがキャリアのなかでどれだけの耐久性を発揮できるかという点だ。オーストラリアでの足のケガなど、NBA入り前はシーズンを最後までやり遂げることができないと知られていたため、シーズン82試合をコンスタントにこなせるかどうかは疑問が残る。しかし、彼はスキルを売り物にしたプレーをしているので、その部分は健康を維持するのに役立つはずだ」
今季は3月末に右手首を骨折し、1か月以上の戦線離脱を強いられたボール。健康体を維持することもスターの必須条件だけに、今後はケガなくシーズンを全うしてほしいところだ。
続いて2位以下を見ていくと、2、3位は順位こそ逆だが同じ選手がランクインしている。シュミッツ記者はドラ1のエドワーズが「間違いなくNo.2」と主張した。
「今季を観た限り、今後何年にもわたってリーグのトップスコアラーになるチャンスがあるだろう。あの体格であれほどのフットワークとアジリティがある選手はなかなかいない。試合を経るごとにシュート成功率やアシスト/ターンオーバー比率もプラスになっており、効率性という点ではいい方向に向かっている。ディフェンスと状況判断は向上が必要だが、パサーとしてはむしろ過小評価されているくらいで、このまま成長すれば長くオールスター選手に君臨できる能力があるだろう」
一方でペルトン記者は、エドワーズのTS%(True Shooting Percentage。シュートの効率性を計る数値)が50.7%で、リーグの平均値を12.3%も下回っていることから得点効率の悪さを指摘。また、現在のウルブズの状況が、エドワーズに“悪い癖”をつける可能性があると心配しているという。
「カール・アンソニー・タウンズが戦線を離れている間、彼は好きなだけ出場時間を得て自由にプレーし、成功率30.6%と精度の低いプルアップジャンパーを多投する傾向にある。そして、彼のディフェンス意識は低い。ミネソタは、エドワーズのオフコート時の被ファーストブレイクポイントが100ポゼッションあたり10.9点だが、彼のオンコート時は15.9点に悪化し、リーグワーストの値になっている」