90年代のニックスはユーイングやチャールズ・オークレーといった屈強なインサイドプレーヤーを軸に、フィジカルを全面に押し出したディフェンスで相手を苦しめていた。その堅守をかいくぐり、ニューヨーカーたちをキリキリ舞いさせていたミラーの目から見ても、今のチームは当時を思い起させるという。
「今年のニックスは自分たちのアイデンティティを見つけ、オールスター選手のジュリアス・ランドルを中心に結束した。ランドルはおそらく今年のMIP(最も成長した選手)に輝くだろう。私は、今の彼らのアイデンティティが好きだ。グレッグ(アンソニー)、ジョン・スタークス、チャールズ・オークリー、パトリック・ユーイングを見ているようだ。当時のチームは毎試合タフで、フィジカルだった。思うように得点が伸びなくても、守備のおかげで勝ったこともあった。1990年代の頃を彷彿させる」
8年ぶりのプレーオフに臨むニックスが1回戦で激突するのは、勝率で並ぶ第5シードのアトランタ・ホークス。ポストシーズンでどこまで勝ち進めるかで名門復活の印象も変わってきそうだが、今年のチームならば、多くのファンやOBの期待に応えてくれるのではと期待せずにはいられない。
構成●ダンクシュート編集部
「今年のニックスは自分たちのアイデンティティを見つけ、オールスター選手のジュリアス・ランドルを中心に結束した。ランドルはおそらく今年のMIP(最も成長した選手)に輝くだろう。私は、今の彼らのアイデンティティが好きだ。グレッグ(アンソニー)、ジョン・スタークス、チャールズ・オークリー、パトリック・ユーイングを見ているようだ。当時のチームは毎試合タフで、フィジカルだった。思うように得点が伸びなくても、守備のおかげで勝ったこともあった。1990年代の頃を彷彿させる」
8年ぶりのプレーオフに臨むニックスが1回戦で激突するのは、勝率で並ぶ第5シードのアトランタ・ホークス。ポストシーズンでどこまで勝ち進めるかで名門復活の印象も変わってきそうだが、今年のチームならば、多くのファンやOBの期待に応えてくれるのではと期待せずにはいられない。
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