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NBA

「全員黒人での代表作りを恐れてはいけない」ラブ選出に異議を唱えたローズに批判殺到<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.06.30

 ローズは、ラブの代わりに22歳の気鋭ビッグマン、ディアンドレ・エイトン(フェニックス・サンズ)が入るべきだったと主張(エイトンはバハマ代表でプレーした経験があるため、FIBAの認可が必要)。1992年のバルセロナ五輪で金メダルを獲得したドリームチームも例に出し、「クリスチャン・レイトナーがシャック(シャキール・オニール)やアロンゾ(モーニング)を差し置いて、ドリームチームのメンバーになるチャンスを得た“えこひいき”の例もある」と見解を述べた。

 これには、少なからず賛同派はいたものの、半数以上のファンから「愚かなヤツだ。ケビン・ラブは人種に関係なく、素晴らしいバスケットボール選手だ。これまでのキャリアに基づいて、メンバー入りを勝ち取ったんだ」といった批判が殺到した。
 
 その後、ローズはインスタグラムに投稿した動画で、「なぜ私が謝罪しているか。バスケットボールに対してだ。バスケットのおかげで生きてきた。歴代最も偉大なものに育てられたんだ。私が絶対にしたくないこと、それは(亡き母の)ジーニー・ローズを失望させること、私を育てた最も偉大なものを失望させることだ」と謝罪している。

 アメリカ代表のマネージング・ディレクターを務めるジェリー・コランジェロも、ラブの選出理由について、多彩さ、リバウンドとスコアリング能力、国際舞台での経験を重視したと語っている。日本の地で、ラブは周囲の雑音をかき消す結果を残せるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部
 
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