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NBA

“仮想ファイナル”を制したウォリアーズ。指揮官はデュラントを封じたグリーンを称賛!「あれ以上の仕事はできない」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.11.18

 指揮官から絶賛されたグリーンは、元チームメイトで今夏アメリカ代表を金メダルへと導いたスーパースコアラーを相手に「俺はすごく寛大だったと思うね。いいコンテストをしたまでさ。ケビンというヤツは…どんなショットでもオープンで打ってしまう。相手の頭上からリングを見てショットを繰り出してしまうんだ。だから俺は、タフショットへと仕向けようとしたんだ。で、いくつかストップできたのさ。そのチャレンジを望んでいた」と振り返る。

 今季ミドルレンジからでも高確率でリングを射抜いているデュラントは、ウォリアーズのディフェンスについてこんな言葉を残していた。

「彼らには長さのあるディフェンダーが揃っている。彼らはヘルプでき、俺がボールを持つとしょっちゅう見てくるんだ。だから素晴らしいディフェンスができているんだろうね。俺としては、自分が繰り出したショットのいくつかを取り消したいくらいだ。いくつか急いで打ってしまったからね」
 
 ウォリアーズにはグリーンだけでなく、ウィギンズやアンドレ・イグダーラ、オットー・ポーターJr.にジョナサン・クミンガ、さらにはゲイリー・ペイトン二世と、豊富なウィングディフェンダーがおり、デュラントに対しては代わる代わる襲い掛かった。

 両チームによる次戦は来年の1月29日。仮想NBAファイナルとも評される第2ラウンドでは、デュラントと3シーズンを共にプレーしてきたクレイ・トンプソンも戦列復帰している可能性が高いため、注目度が増すのは間違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

 
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