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NBA

今季絶好調のカリーが「バスケットボール人生でどん底」だった時期を告白「本当に恋しく感じた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.11.30

「バブルを観ていたことが、この2年間でどん底の時だった。でもそれがリフレッシュになったし、あの舞台(プレーオフ)を本当に恋しく感じたんだ。この7年間で初めてプレーオフを逃した年だったからね。選手にはそれぞれ、バブルで得た経験があることは知っている。でも僕はそれを見て(チャンピオンシップ獲得をかけて)やり合うのが大好きなんだと感じた。あれが僕のバスケットボール人生でどん底だと言っておくよ。あそこでプレーするには程遠かったんだから」

 昨季もウォリアーズはプレーイン・トーナメントで2連敗を喫し、2年連続でプレーオフを逃がしたものの、今季はプレーオフ返り咲きどころか18年以来となる優勝も狙えるチームへと変貌を遂げた。

「バブルに参戦できなかったのは辛かった。(シーディングゲームで)プレーオフに向けた準備をして、チャンピオンシップを目指すことがどれだけ楽しいかを僕らは知っているからね。でもそれが僕の求めていたモチベーションでもあったんだ。だからこそ、僕は今この旅路を楽しんでいる」
 
 昨季リーグを制したミルウォーキー・バックスや、ウエストを勝ち上がったフェニックス・サンズ、豪華戦力を有するロサンゼルス・レイカーズやネッツといった優勝候補は注目度が高く、相手チームは必死の形相で金星を奪うべく立ち向かってくる。

 現在、ウォリアーズはリーグベストの戦績を残していることから、相手チームはなんとかしてこのチームを負かしてやろうという気持ちで元王者との試合に臨んでいるだろう。

 そんなウォリアーズとカリーにとって、30日と12月3日の対戦相手は現在16連勝と絶好調のサンズ。昨季のウエスト覇者であり、10月末から負けなしのチーム相手に、カリーとウォリアーズが燃えないわけがない。プレーオフのような激しく、かつドラマティックなゲームが展開されるかもしれないだけに必見だ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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