カリーの1~3年目の3ポイント試投数が少ないのは、グリーンが「今とまったく違うゲーム」と評したように、彼がNBA入りした2009年頃はまだ“3ポイント絶対主義”ではなかったからだろう。グリーンはかつてのリーグをこう回想している。
「最初に優勝した頃(2015年)を思い出すと、チャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)やメディアの連中はみんなこう言ってた。『ジャンプシュートを多用するチームは勝てないから、彼ら(ウォリアーズ)も絶対に勝てない。彼らはジャンプシュートチームで、3ポイントが多すぎる』とね」
しかし2015年にウォリアーズがリーグ制覇を成し遂げたことで、3ポイントを重視する戦術は一気に浸透。グリーンも「ステフ・カリーとクレイ・トンプソンの活躍によるところが大きい」と話したように、彼らが現代バスケのトレンドを作り出したのは間違いない。
おそらく近日中に通算3ポイント成功数でトップに立つであろうカリーは、いったいどこまで記録を伸ばすことができるのか。そして彼の背中を見て育ったプレーヤーのなかから、その記録を再び更新する者は現われるのか。楽しみに待ちたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】プレーでもルックスでもファンを魅了!NBA史上最高のシューター、ステフィン・カリーの厳選ショット!
「最初に優勝した頃(2015年)を思い出すと、チャールズ・バークレー(元フェニックス・サンズほか)やメディアの連中はみんなこう言ってた。『ジャンプシュートを多用するチームは勝てないから、彼ら(ウォリアーズ)も絶対に勝てない。彼らはジャンプシュートチームで、3ポイントが多すぎる』とね」
しかし2015年にウォリアーズがリーグ制覇を成し遂げたことで、3ポイントを重視する戦術は一気に浸透。グリーンも「ステフ・カリーとクレイ・トンプソンの活躍によるところが大きい」と話したように、彼らが現代バスケのトレンドを作り出したのは間違いない。
おそらく近日中に通算3ポイント成功数でトップに立つであろうカリーは、いったいどこまで記録を伸ばすことができるのか。そして彼の背中を見て育ったプレーヤーのなかから、その記録を再び更新する者は現われるのか。楽しみに待ちたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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