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NBA

“ジョーダン批判”で賛否両論のピッペンに新たな味方が出現。苦労を知る元同僚が擁護「彼は謂れのない誹謗中傷を受けた」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.01.10

 またキングは、宿敵デトロイト・ピストンズと対戦した1990年のイースタン・カンファレンス決勝、勝てばファイナル進出が決まる最終戦で原因不明の偏頭痛に襲われたピッペンを擁護している。

「スコッティはひどい片頭痛を抱えて、第7戦でデトロイトに来た。彼は涙を浮かべ、プレーしようとしていたよ。(思うように)プレーできず、見るからに動揺していた。そして、彼は謂れのない誹謗中傷を受けたんだ。チームメイトたちは何に直面していたかを知っていたし、プレーしたがっていたことも知っていた。その後、私たちはスリーピートを達成した。スコッティは自分が厳しく扱われたと感じたし、私はその経緯を理解している。スコッティは、いつも自分が本来の注目を浴びていないと感じてきた。バットマンではなく、ロビンと見なされてきたとね」
 
 自伝の発表以降、シャックをはじめとしたレジェンド選手たちから冷ややかな目で見られていたピッペンだが、かつて共闘したキングはその苦労を知っている分、評価されて然るべきと主張。この擁護が、ピッペンに対する評価にどう影響するか注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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