オラジュワン自身、敏捷性が傑出したセンターであり、パスワークにも長けていたが、センギュンについて「俊敏さに感心した」という。
「トレーニングを始める前にウォーミングアップしながら彼の動きを見ていたら、柔軟性もあるようだ。パスを見ていると、クリエイティビティがあり、自信を持ってプレーしているのも感じられる。時々小技も繰り出したりしてね」
オラジュワンといえば、クアドルプルダブル(4つの項目で2桁を記録すること)を達成している4人しかいないNBA選手の1人だ。
オラジュワンは1990年3月のミルウォーキー・バックス戦で、18得点、16リバウンド、10アシスト、11ブロックをあげたほか、同年のゴールデンステート・ウォリアーズ戦でも、29得点、18リバウンド、9アシスト、11ブロック、さらに5スティールと、驚異的なオールラウンダーぶりを発揮している。
「完全なプレーヤーになるためには、コートの上で自由自在にプレーできることだ」というメッセージをオラジュワンはセンギュンに託した。
このまま成長を続けていけば、自身が望むプレーヤーになれると確信している、という激励の思いとともに。
ルーキーイヤーの今シーズン、センギュンはクリスチャン・ウッドの2番手として、これまで先発2回を含む43試合に出場し、12月のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、今季ベストの19得点、11リバウンド、5アシストを記録した。
今月開催されるオールスターのライジングスターズ・チャレンジでは、欧州選手としてはオーランド・マジックのフランツ・ヴァグナーとともにルーキーチームに選出されたセンギュン。
大先輩オラジュワンとのスペシャルセッションは、今後も続くようだ。最高のメンターを得たセンギュンは、これからどんな成長を見せてくれるだろうか。
文●小川由紀子
「トレーニングを始める前にウォーミングアップしながら彼の動きを見ていたら、柔軟性もあるようだ。パスを見ていると、クリエイティビティがあり、自信を持ってプレーしているのも感じられる。時々小技も繰り出したりしてね」
オラジュワンといえば、クアドルプルダブル(4つの項目で2桁を記録すること)を達成している4人しかいないNBA選手の1人だ。
オラジュワンは1990年3月のミルウォーキー・バックス戦で、18得点、16リバウンド、10アシスト、11ブロックをあげたほか、同年のゴールデンステート・ウォリアーズ戦でも、29得点、18リバウンド、9アシスト、11ブロック、さらに5スティールと、驚異的なオールラウンダーぶりを発揮している。
「完全なプレーヤーになるためには、コートの上で自由自在にプレーできることだ」というメッセージをオラジュワンはセンギュンに託した。
このまま成長を続けていけば、自身が望むプレーヤーになれると確信している、という激励の思いとともに。
ルーキーイヤーの今シーズン、センギュンはクリスチャン・ウッドの2番手として、これまで先発2回を含む43試合に出場し、12月のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、今季ベストの19得点、11リバウンド、5アシストを記録した。
今月開催されるオールスターのライジングスターズ・チャレンジでは、欧州選手としてはオーランド・マジックのフランツ・ヴァグナーとともにルーキーチームに選出されたセンギュン。
大先輩オラジュワンとのスペシャルセッションは、今後も続くようだ。最高のメンターを得たセンギュンは、これからどんな成長を見せてくれるだろうか。
文●小川由紀子
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