「俺はデマーを見るのが大好きだ。あのミドルレンジは脅威だしね。彼は“Mr. Consistent(一貫した男)”だ。(ブルズは)彼にとってうまくフィットすると俺には分かっていたよ」
マッグレディがそう話していた通り、今季デローザンはミドルレンジからリーグ最多となる平均9.4本のショットを放ちながら、フィールドゴール成功率50.2%という高確率を残している(2月16日時点)。第4クォーターになるとその数字は54.1%まで跳ね上がり、勝負どころでも存在感を放っている。
さらには2月6日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦から6試合連続で35得点、フィールドゴール成功率50%以上と、ウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)と並ぶNBA史上1位タイの快記録をマーク。
そして迎えた16日のサクラメント・キングス戦でも、デローザンはフィールドゴール成功率59.3%(16/27)の38得点に6リバウンド、6アシストの活躍でブルズを125-118の勝利に導き、7試合連続のNBA新記録を樹立した。1963年にチェンバレンが達成した記録を、実に59年ぶりに更新したのである。
5連勝のブルズは今季戦績を38勝21敗(勝率64.4%)とし、マイアミ・ヒート(37勝21敗/勝率63.8%)を抜いてイースタン・カンファレンス首位へ浮上。その原動力となっているのは、もちろんデローザンだ。11日に『NBA.com』が発表したMVPランキングでは9位だったが、ここ数試合の活躍で順位を上げていくに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)
マッグレディがそう話していた通り、今季デローザンはミドルレンジからリーグ最多となる平均9.4本のショットを放ちながら、フィールドゴール成功率50.2%という高確率を残している(2月16日時点)。第4クォーターになるとその数字は54.1%まで跳ね上がり、勝負どころでも存在感を放っている。
さらには2月6日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦から6試合連続で35得点、フィールドゴール成功率50%以上と、ウィルト・チェンバレン(元ウォリアーズほか)と並ぶNBA史上1位タイの快記録をマーク。
そして迎えた16日のサクラメント・キングス戦でも、デローザンはフィールドゴール成功率59.3%(16/27)の38得点に6リバウンド、6アシストの活躍でブルズを125-118の勝利に導き、7試合連続のNBA新記録を樹立した。1963年にチェンバレンが達成した記録を、実に59年ぶりに更新したのである。
5連勝のブルズは今季戦績を38勝21敗(勝率64.4%)とし、マイアミ・ヒート(37勝21敗/勝率63.8%)を抜いてイースタン・カンファレンス首位へ浮上。その原動力となっているのは、もちろんデローザンだ。11日に『NBA.com』が発表したMVPランキングでは9位だったが、ここ数試合の活躍で順位を上げていくに違いない。
文●秋山裕之(フリーライター)