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NBA

独特なシュートフォームをSNSでネタにされたマリオンが反論「俺はジャンプシューターとして一貫していた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.03.25

 スティーブ・ナッシュが司令塔、アマレ・スタッダマイアーをセンターに据えるスモールラインナップで主にパワーフォワードを務めてきたマリオンは、以前『Hoops Hype』のインタビューで「俺はこのゲームに多くを捧げてきた。(バスケットボールの成長を)助けたと思っている。今のゲームにおいて、俺の功績は大きな部分を占めていると見ているんだ。きっとバスケットを本当に理解している人たちは、そう見てくれていると思っているよ」と言及。さらにこうも話していた。

「俺はキャリアを通じて(マイケル)ジョーダン、コビー(ブライアント)、それにレブロン(ジェームズ)もガードしてきた。ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットといったビッグマンもそう。あとはシャック(シャキール・オニール)も2、3回ガードしなきゃいけなかったんだ(笑)。そんなチャレンジをいつも受け入れてきた。彼らをガードする時は毎回マインドセットしなきゃならなかったね」
 
 サンズで一時代を築いたマリオンは、殿堂入り候補にはノミネートされるも、いまだに果たせずにいる。それでも、複数のポジションをカバー可能なマルチなディフェンス力は誰もが認めるところで、お手本とは言えないシュートフォームもファンに愛された。3ポイント全盛で、スモールボールが頻繁に展開される現代バスケを先取るようなオールラウンダーだったことは紛れもない事実だ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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