スマートは今季の最優秀守備選手賞を受賞した現リーグNo.1ディフェンダーだが、あくまでチームの一部としてディフェンスしていると強調する。
「自分自身、それにこのチームとしては1人目、2人目、3人目、さらには4人目と、チームとして皆でやっているんだ。俺たちは1人ひとりが努力を重ねて、チームとしてやっている。それを続けていくだけだ」
第3戦の第3クォーターで、カリーはスクリーンから相手ビッグマンが前に出てこないと見るや、すかさず長距離砲を繰り出し、ことごとく沈めてみせた。だが第4クォーターに入ると徐々に失速。ルーズボール争いで足を痛めてしまったこともあり、プレーの精度も落ちていった。
またこの試合で今シリーズ最多得点を残したトンプソンについても、マッチアップ相手のブラウンは「(第2戦まで)彼はショットを落としていただけ。俺たちは引き続き彼にタフショットを仕向けていく。彼はどんな時であろうと決めてしまうからね」と決して慢心はなかった。
オフボールで味方のスクリーンを経由してコートを走り回るトンプソンに対して、ブラウンは真っ向勝負で対応。第4クォーターにはレイアップを強烈なブロックで弾き飛ばして咆哮するなど、身体能力をアドバンテージに相手のバックコートを疲弊させた。
個々のディフェンス力の高さに加え、セルティックスにはチームとしての粘り強さがあり、球際の強さも光る。その先陣を切るスマートとブラウン、リムプロテクターのウィリアムズ三世だけでなく、テイタムやホーフォード、デリック・ホワイトらの奮闘の甲斐もあり、ここまでウォリアーズを3戦連続で108点以下に抑えている。
カリーのコンディションは気になるところだが、セルティックスが10日の第4戦でも主導権を握って勝利を手にすることができれば、球団史上18度目の優勝が大きく近づくと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
「自分自身、それにこのチームとしては1人目、2人目、3人目、さらには4人目と、チームとして皆でやっているんだ。俺たちは1人ひとりが努力を重ねて、チームとしてやっている。それを続けていくだけだ」
第3戦の第3クォーターで、カリーはスクリーンから相手ビッグマンが前に出てこないと見るや、すかさず長距離砲を繰り出し、ことごとく沈めてみせた。だが第4クォーターに入ると徐々に失速。ルーズボール争いで足を痛めてしまったこともあり、プレーの精度も落ちていった。
またこの試合で今シリーズ最多得点を残したトンプソンについても、マッチアップ相手のブラウンは「(第2戦まで)彼はショットを落としていただけ。俺たちは引き続き彼にタフショットを仕向けていく。彼はどんな時であろうと決めてしまうからね」と決して慢心はなかった。
オフボールで味方のスクリーンを経由してコートを走り回るトンプソンに対して、ブラウンは真っ向勝負で対応。第4クォーターにはレイアップを強烈なブロックで弾き飛ばして咆哮するなど、身体能力をアドバンテージに相手のバックコートを疲弊させた。
個々のディフェンス力の高さに加え、セルティックスにはチームとしての粘り強さがあり、球際の強さも光る。その先陣を切るスマートとブラウン、リムプロテクターのウィリアムズ三世だけでなく、テイタムやホーフォード、デリック・ホワイトらの奮闘の甲斐もあり、ここまでウォリアーズを3戦連続で108点以下に抑えている。
カリーのコンディションは気になるところだが、セルティックスが10日の第4戦でも主導権を握って勝利を手にすることができれば、球団史上18度目の優勝が大きく近づくと言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
関連記事
- 【NBAファイナル】ホームのセルティックスが2勝目!テイタム、ブラウン、スマートが計77得点&第4Qに堅守を発揮<DUNKSHOOT>
- 「自分の番をずっと待っていた」名門セルティックスで不動の地位を確立したスマート「今の状況を有難く思う」<DUNKSHOOT>
- 「ちゃんと観ているのか?」カリーに対する低評価にウォリアーズGMが不満「彼は称賛を送りたいと思える人物」<DUNKSHOOT>
- グリーンは「スキルのあるロッドマン」。識者がウォリアーズの万能戦士をべた褒め!「フロア上で最も価値のある選手」<DUNKSHOOT>
- 「僕の頭に足を乗せ、パンツを下ろそうとした」グリーンとの小競り合いをブラウンが回想「それが彼のやり方」<DUNKSHOOT>