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NBA

「優勝争いはできるけど、俺たちは倒せない」レブロン&アービング再結成が噂されるレイカーズに王者グリーンが先制攻撃<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.06.27

 そんななか、今季の王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが26日に『Bloomberg』のインタビューに応じ、レイカーズについて持論を口にしていた。

「レブロンに、カイリーのような点取り屋が加われば、彼らは(優勝する)チャンスを手にするだろうな。レブロンは彼をそのポジションに専念させられる唯一の男だからだ。カイリーは素晴らしいリーダーであることを証明できていない。だがレブロンならその点をカバーできるだろう」

 ウォリアーズは2015~18年にかけて、4シーズン連続でレブロン率いるキャブズとNBAファイナルで激突。そのうちアービングは2015~17年に出場し、2015年は第1戦でケガをしたため無念の離脱となるも、2016年はシリーズ平均27.1点、17年も同29.4点をマーク。変幻自在のボールハンドリングとバラエティに富んだスキルの数々、正確無比なシュート力を見せつけてきた。
 
 もしアービング(2011年)がレイカーズ入りしてレブロン(2003年)と再びタッグを組み、デイビス(2012年)と“ドラ1トリオ”を形成するならば、グリーンは優勝するチャンスがあると見ているようだ。

 ただし、グリーンはステフィン・カリー、クレイ・トンプソンとともに強固な基盤を構築し、8年間で4度目の優勝を飾ったこともあり「彼らが(チャンピオンシップを)争うことはできるかもね。だが俺たちのことは倒せないだろうな」と自信を見せていた。

 今季NBAチャンピオンとなったことで、来季のウォリアーズは再び29チームから追われる立場となる。レギュラーシーズンでも強豪から弱小まで、全球団が目の色を変えて金星を掴むべく積極果敢に立ち向かってくることだろう。

 そうしたなかで、レイカーズはプレーオフ返り咲き、そして覇権争いへ参戦できるのか。アービングの動向はこれからも注目されることになりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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