「巷のレポートでは、彼ら(マジック)はまったく自分に興味を持っていないようだった。でも彼らは、そうしたレポートはまったく事実ではなく、実際は僕にものすごく興味を持っている、と強調してくれたんだ。それを聞いて、『ヒューストンじゃないかもしれないぞ?』と思い始めた」とバンケロ。
ドラフト当日になっても、マジックがバンケロを指名することは直前まで漏れ伝わっていなかった。そのため、彼の名前が1番目に呼ばれたのは「ビッグサプライズ」となったが、バンケロにとっては、「もしかして?」が承認された瞬間だったわけだ。
“ドラフトNo.1ピック”というのは、NBA選手に一生ついてまわる称号だが、それは時にプレッシャーにもなる。
しかしバンケロは、確固としたビジョンや、なにより自信を持っているようだ。 「No.1ピックに相応しいと証明しなければいけない、という気負いはない。僕は自分に何ができるかわかっているし、それを発揮することがすべてだと思っている。
自分は1位で指名された。そしてマジックは十分に下調べをしたうえで、自分たちが正しいと思った判断をしたはずだ。だから僕も、あまり心配はしていなかったし、とにかくここに来たいと本気で思った。これから思う存分、見せていきたい」
サマーリーグでは、マジックはまるで出し惜しみするかのように、期待の新鋭を早々に引っ込めてしまったが、バンケロは、「レギュラーシーズンという本番に向けた興奮感があった」と振り返っている。
「大物選手やハイレベルな選手がたくさんいた。だから、ますますシーズン本番が待ち遠しくなった。準備はできている」。
彼だけでなく、ファンにとっても、シーズン開始が待ち遠しい。
文●小川由紀子
ドラフト当日になっても、マジックがバンケロを指名することは直前まで漏れ伝わっていなかった。そのため、彼の名前が1番目に呼ばれたのは「ビッグサプライズ」となったが、バンケロにとっては、「もしかして?」が承認された瞬間だったわけだ。
“ドラフトNo.1ピック”というのは、NBA選手に一生ついてまわる称号だが、それは時にプレッシャーにもなる。
しかしバンケロは、確固としたビジョンや、なにより自信を持っているようだ。 「No.1ピックに相応しいと証明しなければいけない、という気負いはない。僕は自分に何ができるかわかっているし、それを発揮することがすべてだと思っている。
自分は1位で指名された。そしてマジックは十分に下調べをしたうえで、自分たちが正しいと思った判断をしたはずだ。だから僕も、あまり心配はしていなかったし、とにかくここに来たいと本気で思った。これから思う存分、見せていきたい」
サマーリーグでは、マジックはまるで出し惜しみするかのように、期待の新鋭を早々に引っ込めてしまったが、バンケロは、「レギュラーシーズンという本番に向けた興奮感があった」と振り返っている。
「大物選手やハイレベルな選手がたくさんいた。だから、ますますシーズン本番が待ち遠しくなった。準備はできている」。
彼だけでなく、ファンにとっても、シーズン開始が待ち遠しい。
文●小川由紀子
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