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NBA

ブルズで充実の時を過ごすドラギッチ。苦労した若手時代を回顧「今もNBAでプレーしてるなんて誰が予想した?」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.11.05

 ドラギッチは2008年のドラフト2巡目45位でサンアントニオ・スパーズから指名され、サンズでキャリアをスタートさせてから今季で15年目。当初は控えに過ぎなかったが、2013-14シーズンにはサンズで平均20.3点、5.9アシストをあげてMIP(最優秀躍進選手賞)とオールNBA3rdチーム入り、ヒート時代の17-18シーズンにはオールスターにも選ばれた。

 世界最高峰のプロバスケットボールリーグにおけるこれまでのキャリアについて、ドラギッチは若手時代の苦労を振り返る。

「1年目は、あと少しでヨーロッパへ戻るところだった。新しい国に来て、これまでとは違う食べ物やカルチャー、よりフィジカルかつ速いバスケットボールだったから、アジャストする時間が必要だったんだ。だけど諦めずに頑張ってきて良かったよ。ダメだと感じた日々もあったけど、今思えばそういったことが僕を高めて、より強くしてくれた」
 
 現在のNBAでは外国籍選手が100人以上を占めている。だがドラギッチが入った当時は今ほど多くはなく、ドラフト2巡目指名だったことも考慮すると、15年間生き抜いていることは快挙と言っていい。

「簡単ではなかったよ。けど同時に、NBAでプレーすることは僕の夢だったんだ。僕が今もここでプレーしているなんて、いったい誰が予想していたと思う? 僕はいつだってベストなリーグでベストな選手たちと対戦したかった。僕は負けず嫌いでね。だからこそ、できるだけ長くこの国に残ってやろうと努力してきたのさ」

 ケガからのカムバックやプレーオフ通算60試合をプレーしてきた実績、さらに国際舞台の豊富な経験も備えるドラギッチ。ブルズのバックコート陣には若手が多いだけに、時にメンターとなり、コート上でも勝利に貢献できるベテランの存在は、シーズンが進むごとに価値を増していくだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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