公称206cm・113kgの頑強な肉体を持つレブロンは、フィジカルコンタクトにめっぽう強く、キャリアを通じてペイントアタックから多くの得点を量産してきた。ここ2シーズンは3ポイント試投数が平均7.0本を超えており、プレースタイルに多少変化があるにせよ、キャリア20年目となった今もなお、チャンスがあればリングを強襲している。
だが今季のフリースロー試投数はここまで平均4.8本でキャリアワースト。そこでレブロンの口から飛び出したのは“フロッピング”(有利な判定を得るため、ファウルを受けたよう大げさに装うこと)だった。
「俺はフロップのやり方を学ばなきゃいけないね。いや本気で、俺はどうやってフロップするかを学ぶ必要がある。フリースローラインに立つため、頭が強打されたように見せるとかね。なぜって、(レフェリーの)『見逃していた』という言葉に飽き飽きしている。3試合連続でそう言われることもあるくらいなんだ」
レブロンは相手選手との接触があろうと、お構いなしに突進してシュートまで持ち込める強さがあり、それゆえに、レフェリーからすればファウルをコールするハードルが下がってしまっているのかもしれない。
そのため、この発言でレフェリーたちのレブロンに対する見方が変わるかもしれない。ただ、一方でレフェリー批判にも映るため、リーグから罰金を科される可能性もある。
いずれにせよ、レブロンがファウルコールについてフラストレーションを溜めていることは事実。チームが黒星先行ということもあり、つい口走ってしまったのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
だが今季のフリースロー試投数はここまで平均4.8本でキャリアワースト。そこでレブロンの口から飛び出したのは“フロッピング”(有利な判定を得るため、ファウルを受けたよう大げさに装うこと)だった。
「俺はフロップのやり方を学ばなきゃいけないね。いや本気で、俺はどうやってフロップするかを学ぶ必要がある。フリースローラインに立つため、頭が強打されたように見せるとかね。なぜって、(レフェリーの)『見逃していた』という言葉に飽き飽きしている。3試合連続でそう言われることもあるくらいなんだ」
レブロンは相手選手との接触があろうと、お構いなしに突進してシュートまで持ち込める強さがあり、それゆえに、レフェリーからすればファウルをコールするハードルが下がってしまっているのかもしれない。
そのため、この発言でレフェリーたちのレブロンに対する見方が変わるかもしれない。ただ、一方でレフェリー批判にも映るため、リーグから罰金を科される可能性もある。
いずれにせよ、レブロンがファウルコールについてフラストレーションを溜めていることは事実。チームが黒星先行ということもあり、つい口走ってしまったのだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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