クラウダーの契約は今季限り。2020年にもマイアミ・ヒートのスターターとしてファイナルの舞台を経験している名脇役には、アトランタ・ホークスやミルウォーキー・バックスといったチームが獲得を狙っていると噂されるものの、いまだトレードは成立していない。
一方、今回トレード候補に挙がった八村は、今季がルーキー契約最終年で、オフに制限付きフリーエージェント(FA)となる。24歳と若く、攻撃では今季を含めた4年間で毎年平均2桁得点を記録、守備では複数のポジションをガードできるポテンシャルを示してきた。
ウィザーズは今夏にビールとMAX額で再契約を結んだものの、来季の契約がプレーヤーオプション(PO※選手が契約を破棄できる権利を持つ)のクーズマは制限なしFAになる見込みと先日『The Washington Post』が報道。クリスタプス・ポルジンギスも来季がPOのため、両選手とも来夏には退団する可能性がある。
そのため、ウィザーズにはここ2シーズンでベンチスタートさせている日本人フォワードを再びスターターに戻して戦うシナリオもあったが、今回の報道でトレード要員になっていることが明らかに。
現在、ウィザーズはプレーイン・トーナメント最終枠にいるイースト10位のトロント・ラプターズ(14勝18敗/勝率43.8%)と2.5ゲーム差、プレーオフ圏内の6位ニューヨーク・ニックス(18勝14敗/勝率56.3%)とは6.5ゲーム差。プレーオフ進出への道は決して閉ざされていないが、挽回が必要な状況でもある。
NBAの今季のトレード期限は、来年2月9日の午後3時(米国東部時間)。このリミットまでに、“日本の至宝”の電撃トレードはあるのか。引き続き注目される。
文●秋山裕之(フリーライター)
一方、今回トレード候補に挙がった八村は、今季がルーキー契約最終年で、オフに制限付きフリーエージェント(FA)となる。24歳と若く、攻撃では今季を含めた4年間で毎年平均2桁得点を記録、守備では複数のポジションをガードできるポテンシャルを示してきた。
ウィザーズは今夏にビールとMAX額で再契約を結んだものの、来季の契約がプレーヤーオプション(PO※選手が契約を破棄できる権利を持つ)のクーズマは制限なしFAになる見込みと先日『The Washington Post』が報道。クリスタプス・ポルジンギスも来季がPOのため、両選手とも来夏には退団する可能性がある。
そのため、ウィザーズにはここ2シーズンでベンチスタートさせている日本人フォワードを再びスターターに戻して戦うシナリオもあったが、今回の報道でトレード要員になっていることが明らかに。
現在、ウィザーズはプレーイン・トーナメント最終枠にいるイースト10位のトロント・ラプターズ(14勝18敗/勝率43.8%)と2.5ゲーム差、プレーオフ圏内の6位ニューヨーク・ニックス(18勝14敗/勝率56.3%)とは6.5ゲーム差。プレーオフ進出への道は決して閉ざされていないが、挽回が必要な状況でもある。
NBAの今季のトレード期限は、来年2月9日の午後3時(米国東部時間)。このリミットまでに、“日本の至宝”の電撃トレードはあるのか。引き続き注目される。
文●秋山裕之(フリーライター)
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