レナードとジョージというリーグ有数のウイングプレーヤーの周囲にノーマン・パウエルやマーカス・モリスSr.、ニコラ・バトゥーム、ズバッツ、ロバート・コビントンといった仕事人がおり、さらにウエストブルックら即戦力を加えたのだから、選手層の厚さはリーグ最高級だ。
特にレナードは、オールスターブレイク後の6試合で平均29.8点、7.3リバウンド、3.2アシスト、フィールドゴール成功率56.1%、3ポイント成功率60.0%と調子を上げており、プレーオフに向けてしっかりと照準を合わせている。
クリッパーズは今季を含めた4シーズン、レナードが出場した試合で102勝47敗(勝率68.5%)を記録。今季も25勝15敗(同62.5%)と大きく勝ち越しており、ベストメンバーでポストシーズンを迎えられれば、やはりこのチームを優勝候補から外すことはできない。
4月15日のプレーオフ開幕まで約1か月と迫るなか、レナードはこんな言葉を残していた。
「一貫してプレーしていくだけ。俺たちが話し合っているのは、バスケットボールの試合で勝利を重ねていくにはディフェンシブなマインドセットが重要ということ。互いに話し、コミュニケーションを取り、自分たちのオフェンスを理解し、ターンオーバーを極力抑えたうえで、それを遂行していくことが大事だ。俺たちが48分間にわたってハードにプレーし、最高のディフェンスを持ち込むことができれば、素晴らしい結果が待っているだろう」
クリッパーズの今季のディフェンシブ・レーティングはリーグ15位の113.4。オールスター後は27位の119.8へ悪化しているものの、これを伸びしろと捉えて、プレーオフに向けて新戦力とのケミストリーを高めていきたい。
今後もタフな戦いが続くなか、レナードを軸にチームとして団結し、守備面を強化することができれば、最も重要な時期を最高の状態で迎えることができるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
特にレナードは、オールスターブレイク後の6試合で平均29.8点、7.3リバウンド、3.2アシスト、フィールドゴール成功率56.1%、3ポイント成功率60.0%と調子を上げており、プレーオフに向けてしっかりと照準を合わせている。
クリッパーズは今季を含めた4シーズン、レナードが出場した試合で102勝47敗(勝率68.5%)を記録。今季も25勝15敗(同62.5%)と大きく勝ち越しており、ベストメンバーでポストシーズンを迎えられれば、やはりこのチームを優勝候補から外すことはできない。
4月15日のプレーオフ開幕まで約1か月と迫るなか、レナードはこんな言葉を残していた。
「一貫してプレーしていくだけ。俺たちが話し合っているのは、バスケットボールの試合で勝利を重ねていくにはディフェンシブなマインドセットが重要ということ。互いに話し、コミュニケーションを取り、自分たちのオフェンスを理解し、ターンオーバーを極力抑えたうえで、それを遂行していくことが大事だ。俺たちが48分間にわたってハードにプレーし、最高のディフェンスを持ち込むことができれば、素晴らしい結果が待っているだろう」
クリッパーズの今季のディフェンシブ・レーティングはリーグ15位の113.4。オールスター後は27位の119.8へ悪化しているものの、これを伸びしろと捉えて、プレーオフに向けて新戦力とのケミストリーを高めていきたい。
今後もタフな戦いが続くなか、レナードを軸にチームとして団結し、守備面を強化することができれば、最も重要な時期を最高の状態で迎えることができるのではないだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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